コロボックル物語(1) だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 793
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061190757

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな大好きな本。小学生の時はまって全てのシリーズを読み終えた。小学生の時の感動は薄れてしまったけど、今も読むたび、自分の知らない世界へいざなわれる。

  • 素晴らしい児童文学。大人になってから初めてよんだが、大人が読んでも楽しめる作品。続編もぜひ読みたい。

  • 確かに、時代を感じる作品です。
    「戦争中」なんて記述はあるし、コロボックルたちの住処も今よりは見つけにくいんだろうなぁと思います。

    でも、不思議なことに古くささは感じさせられない作品です。

    「コロボックル物語」を読んだのは、今回がはじめてです。
    コロボックルのイメージといえば、昔懐かしいアニメの「冒険コロボックル」を見たぐらい。
    たしか、アレに出ていた男の子が「せいたかくん」でした。

    パラパラと斜め読みしてみたことはあったようで、この本の主人公も、「せいたかさん」なんて呼ばれているので、あのアニメの原作なのだと思っていました。
    が、全然、違いますねぇ。

    主人公は、子どもじゃないんです。
    正確には、子ども時代からはじまるのですが、コロボックルたちと本格的に出会うのは、大人になってから。
    なんというか、ファンタジーなんだけど、児童文学ではない感じ。子ども向けって感じが全然しない物語です。

    物語のなかで流れる時間の長さにしても、語られていることにしても、なんというか、充分本物のなんですね。

    なかでも、すごいと思ったのは、コロボックルは、早口でしゃべるところ。大きさの違いが、時間のスケールの違いだというところです。
    これは、なんとも、リアルではないですか!

    車の名前に「コロボックル」というのも、すごく粋な名前だと思います。

    うーん、読み継がれていってほしい名作です。

  • they are the dwarf? or the crikets?? anyway. i love fantasy! it has a dream. i don't forget it, never(^^).

  • 秘密基地を見つけるくだりからコロボックルとの出会い、何度読んでもいい。べストオブマイ児童書かも。

  • 子どもから大人まで幅広い世代に読んでもらいたい不朽の名作!
    とにかく楽しい!

  • 小学校高学年の頃、むさぼるように読んだシリーズ。手回しの鉛筆削りの中に、コロボックルがいないかなあ、なんて覗いてみたりして。引き出しの中が彼らの町役場になっていたらどんなに楽しいだろうと夢見たりもした。佐藤さとるの作品は、ほんのり暖かな夢をくれる、優れた作品だと思います。

  • ※持っているのは講談社文庫:S57.11.30(第28刷)

  • 子供の頃に読んでおけばよかった〜。

  •  毎日が苦しいことばかりだったが、また底ぬけに楽しかったような気もする。家がやけたことを、まるで得意になって話しあったり、小型の飛行機に追いまわされて、バリバリうたれたりするのが、おもしろくてたまらなかったりした。これは命がけのおにごっこだったが、なかにはおににつかまってしまう、運のわるい友だちも何人かあった。いまになってみれば、ぞっとする話だ。

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著者プロフィール

1928年、神奈川県横須賀市に生まれる。1959年、『だれも知らない小さな国』を出版し、毎日出版文化賞、国際アンデルセン賞国内賞他を受賞。コロボックルシリーズをはじめ、『かえるのアパート』、『おばあさんのひこうき』などの名作を次々に発表。日本の児童文学の代表的作家の一人。

「2009年 『もうひとつのコロボックル物語 ヒノキノヒコのかくれ家 人形のすきな男の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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