- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385078
感想・レビュー・書評
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「やる」ではなく「やめる」という視点が斬新でした。(私、最近ジセダイ新書にはまっています。このシリーズタイポグラフィも若者向きでパッと開いて読み易いです。)やる事ばかり増やして、本当に必要なことが見えなくなりがちな人にとっては耳痛い内容です。自分を振り返ってみてイッパイイッパイだなと感じたときは開いてみると意外な発見があるかもしれません。
「捨てる」やら「やめる」やらの本が最近増えているけど、前の時代は終わって次の時代がもう来ているのでしょうね…きっと☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近創刊された星海社新書は相当にキケンだ。読めば読むほど自分のダメさが浮き彫りになって、何の行動もしてないんじゃないかと思ってくる。それで頑張るかと思うと頑張るなと。集団から抜け出すには何をすればよいのか。51の行動を示す。
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やめた方がいいものリスト。玉石混交であるが、生活の見直しには使えると思った。テレビとツイッターをやめた方がいい人は多いと思う。英語と資格試験勉強も人によってはいらない。
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夢を実現するためには、あれもこれも抜けなくできなければならないという本は多い。時間管理、人の管理、仕事の管理など覚えることは山ほどありそのテクニックを読むわけであるが、多すぎるし、高度な内容もあり、とてもじゃないが、やり切れない事が大部分であった。
またそんなあれもこれもやれるほど、人生は長くは無いと最近、しみじみ思う。
そこでこの本の登場である。
最初目次を見たときは、自分の考えと正反対の事を書いていると思ったが、読み進めるうちに、面白く、はまってしまった。
久しぶりに肌身離さず、しかも一気に読んでしまった。
まあすべてその通りですとは行かないが、このような全く違う視点で物事を見れるというのは貴重である。(H談)-
気になるなぁ。
自分は、やりたいこといっぱい思いつくが、そんなことだからどれもこれも中途半端になってしまう。
性格の判定でも、新しいことに...気になるなぁ。
自分は、やりたいこといっぱい思いつくが、そんなことだからどれもこれも中途半端になってしまう。
性格の判定でも、新しいことに興味がありどんどんチャレンジしたがるが、古いことには関心がなくなり、人の尻拭いなどは最も嫌うのだそうだ。
この本を読むべき者は自分であるような気がして仕方がない。
だが、この本を読むことを「やめること」からはじめるのも正解と言えないだろうか。
貴重な感想を頂いたのだから、機会をみて気楽に読んでみようと思う。(N談)2012/01/29
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他の著作でも書かれている主張が多いが「やめること」に絞られており、書き口も切れ味が良い。
新書版なため持ち歩きやすい代わりに、見開きで完結するスタイルになっていないのはやや残念かな?
物に関する項は私にはまだまだできていないことが多いので耳が痛い思いだった。
帯にあるツイッターをやめようは、SNSによってかえってムラ社会から抜け出せなくなる、という主張だったから、リアルの人間関係に重みをおかない使い方なら許してもらえますよね? -
●内容
・若手著者による「やめること」リスト
・「あれもこれも」をやめて、本当に大切なことに集中しよう!ってコンセプト。
さらに噛み砕くなら、「いまめっちゃ時間かけて努力してるそれって奴隷のスキルじゃね?本当の目標ってそれでええの?」という問いかけ。
●感想
・一見すると精神論がメインっぽいけど、よく読むと身も蓋もないリアリスト思考。
橘玲のような冷静さを感じる。
・ラストでは、黒字に白抜きで衝撃のまとめ。パラダイムシフトってこれか!
(引用)
・飛躍できないのはたくさん荷物を持ちすぎているからだ。
第2志望から第100志望を捨てて、第1志望だけに専念すれば、いますぐ飛躍できる。
「努力する」のではなく「やめる」ことが飛躍のコツなのだ。
・奴隷の特徴は、自分が奴隷であると気づいていないことだ。
自分が奴隷であると思っていないから、王様や貴族になろうとは考えず、「奴隷の長」になることを目標に日々仕事をしている。
・夢なんて叶わない。叶うのは常軌を逸した勘違いだけだ。
夢を実現していく人はある意味思い込みが激しくて法螺吹きが多い。
まだ実現してもいないのに、まるで実現したかのように恍惚とした表情で語るのだ。
もう実現したかのように振舞っているのだ。
●これやってみよう
・カバンを地べたに置くのをやめる。→「気付き」
・机の上にモノを置くのをやめる。→「決断力」
・値札を見るのをやめる。→「感性」 -
職場や人間関係、お金や情報と勉強、人生において「やめること」の候補を挙げた本。本書に紹介されているやめることを行うことによって、自分の一番の目標を実現することを目指します。はじめにに書かれていますが、本書で紹介されていることをすべてやめると大変なことになりそうですが、自分でやめることができそうなことを見つけて、目標に対する時間を確保するために、参考になると思います。(2012.1.9)
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ビジネスマンにありがちな行動を、ズバズバと切っていく本。
あえて厳しい表現で固定概念を覆えす内容が書かれている。
「「ムラ社会」で冴えない同じ顔ぶれでメェメェ群がりながら過ごした人間と、一人でコツコツ実力を蓄えた人間とでは10年後にはもはや会話が通じない。」
「家賃とはチャンス代だ。郊外と都会では、家賃や部屋の広さが違うのではなく降っているチャンスの量が桁違いなのだ。」
「自分で「がんばっている」とか「努力している」と感じた時点で、それは好きなことではないからさっさとやめてしまうことだ。無意識に続けていることこそが、あなたの好きなことであり、人生だ。」
など、なるほど!と納得してしまうものも多い。
あれもこれもと中途半端にしがみつくより、自分にとって重要なこと以外は手放してしまったほうがうまくいくに違いない。 -
千田 琢哉さんの本をすでに読まれている人には、目新しいものはないかもしれない。私は、すでに実践済なものが多かった。
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'「決断力」と「机の上の整理整頓具合」は比例している'
'「携帯に出ない人」というブランドを確立できれば、勝ちだ'