きみを守るためにぼくは夢をみる(2) (星海社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 185
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061389229

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  • 新しい季節が水晶のようにやってくる。そこは深く、暗く、迷いやすい森だった。誰もが一度は通る場所さ、と大人たちは気軽にいうけれど、彼方の空に星を数えて、ぼくはひとりで歩いていかなければいけない。ぼくの純粋な意味での子どもの時代は終わった。でもぼくはまだ完全な大人とはいえない。ぼくたちが未来に持っていけるのは、きみとの優しい思い出だけ。ぼくときみの初恋はふたたびめぐりあうことができるだろうか——。
    白倉由美×新海誠の魅惑のコラボレーション、第二弾!

  • 2003年発行の同書の書き下ろし続編。
    主人公・朔が、流れてしまった7年間の「空白」をそのまま受け入れ、改めて「そこ」から生きていこうとする展開は非常に良い。
    また、朔・砂緒それぞれの揺れる感情や不安が繊細で、切なくなった。

    しかし、中盤から続々登場した新キャラが総じてイタ過ぎる電波キャラで、正直引いた。前半の感動が一転して、読んでて疲れた。
    しかも、肝心の謎がまったく回収されていない。「回収が始まるのか?」というところで終わってしまった。2012年春に3巻が出るようだが、どうなることやら……。

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著者プロフィール

1965年千葉生まれ。
著書に「きみを守るためにぼくは夢をみる」(星海社)、「ネネとヨヨのもしもの魔法」(徳間書店)等がある。

「2016年 『僕らの惜春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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