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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389229
感想・レビュー・書評
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2003年発行の同書の書き下ろし続編。
主人公・朔が、流れてしまった7年間の「空白」をそのまま受け入れ、改めて「そこ」から生きていこうとする展開は非常に良い。
また、朔・砂緒それぞれの揺れる感情や不安が繊細で、切なくなった。
しかし、中盤から続々登場した新キャラが総じてイタ過ぎる電波キャラで、正直引いた。前半の感動が一転して、読んでて疲れた。
しかも、肝心の謎がまったく回収されていない。「回収が始まるのか?」というところで終わってしまった。2012年春に3巻が出るようだが、どうなることやら……。