若者殺しの時代 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498372

感想・レビュー・書評

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  • なんか、ラジオに出ている堀井ちゃんとは違う…のかな、いや、同じかな?若い人、読んで、考えてみてください…っていっても、おそらく、「昔」を知らないとね…ってそー思うことが最近多いです。

  • R25に紹介されてたので読んでみた。「若者にお金を使わせれば儲かることに大人が気づいて以来、若者はゆっくり殺されている」と言う内容。おもしろかったよ。でも男性視点から書かれてるから不愉快に思う女性もいるかもしれない。

  • ★だから早くオジサンになりたかったのか★雑誌や早稲田漫研OBを軸に時代に対する認識をひもとき、この20年を、「若者」という消費者を作りだした時期と総括する。若者向けのクリスマスが始まったのがたかだか1983年とは驚かされた。バブルがはじけたのに若者市場という幻想だけが、かつて若者だった人に残る。被害を受けるのは何も残されていないいまの若者。バブル直後に学生生活を送り、いまの若者の端につらなると思っている身にはしみた。「ずんずん調査」するだけでなく、分析する枠組みも持っているのだと見直した。

  • むう。

  • 1989年。昭和が終わって80年代最後の年。筆者によると日本のなかで何かを失った時代。私はまだ小6で、塾に行ったり、毎日ポコペンやロクムシしながらのほほんと過ごしていた。 何かが始まり始めたターニングポイントの83年。私はまだ6才だった。 なにはともあれおもしろい。いいねー、堀井さん。この茶化したような皮肉ったような言い回し、けっこう好き。 
    私は逃げ切れるか。コレからが勝負。

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著者プロフィール

1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。
著書に『かつて誰も調べなかった100の謎 ホリイのずんずん調査』(文藝春秋)、『青い空、白い雲、しゅーっという落語』(双葉社)、『東京ディズニーリゾート便利帖 空前絶後の大調査!』(新潮社)、『ねじれの国、日本』(新潮新書)、『ディズニーから勝手に学んだ51の教訓』(新潮文庫)、『深夜食堂の勝手口』(小学館)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)、『若者殺しの時代』『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『江戸の気分』『いつだって大変な時代』(以上、講談社現代新書)などがある。

「2013年 『桂米朝と上方落語の奇蹟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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