サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822849

感想・レビュー・書評

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  • 「命を奪うってことがどういう意味なのか理解したうえで尚その生命を奪えるなんてすごいなってこと。命知らずの馬鹿ならぬ命を知ってる馬鹿ってところかな」

    ホント春日井さん好いなぁ~♪

  • 戯言シリーズ第5巻サイコロジカル解決編。
    簡単に死ぬようなタマじゃないと感じていたのは正解だったようで、健在だった被害者さん(笑)にはそのルックスも相まって
    笑わせてもらった。“ぼく”もこれまで以上に肉体を酷使し頑張っていたのが印象的(ジャンルはミステリだったような・・・)。
    人類最強の請負人には完全にしてやられた、ときめきを返してほしい。

  • 再読。感想は上で。

  • 回答編なこの一冊。
    いーちゃんのアクロバットも必見(笑)

    小唄さんが好きだ~!!
    口まねしたくなるよね。『十全ですわ、お友達』って。
    何度真似したことか←
    通じる人が少なくて寂しいのが残念。

    結局、いーちゃんの推理はハズレなのかしら?
    ハズレなんだろうな。
    哀川さんが言うのが絶対なんだから。
    いーちゃんの推理がハズレなのが残念な一冊です。

  • 推理もあったもんじゃないような。

    でも面白かった。

    あれが純さんとは気付かなかった。

  • 戯言シリーズ第四弾の下
    読了までに2回挫折しました。
    何というか、作品の全体像が
    ボンヤリしているというか、
    掴みどころのない感じで
    恐らく挫折したものと思われます。

    ようやく読了しましたが
    前三作に比べて、主人公が
    とってもアクティブな作品。
    そのぐらいのイメージ…
    何というか、謎解きに爽快感?というか
    持ち味としている感じが足りなくて。

    ただ、やはり最後にもう一回、
    読者を楽しませてくれる結末の感じは
    さすが、という感じでした。

    できれば、謎解きと、最後の結末で
    2回大きく感動したかったです。

    期待をこめすぎたのと、
    次回に期待しての辛口★3つ

  • 最初に読んだときはあんまりよくわかってなかったんだけど、答えを知った状態でもっかい読んでみるといろんな伏線が散らばってて、最後の数ページで全部回収するっていうのが見えてておもしろかった。

  • 推理小説としては、前3作よりはパワー不足

    最後に全部ひっくり返す手法は、さすが西尾維新!

  • なんだかなー と思いながらいーちゃんの推理を読んで、ラストで納得。
    全部分かってたであろう友が素敵。

  • ―『生きてることはつらかったです』―

    『強い人間より弱味のない人間の方が危険だ。』
    信念の無いところに裏切りは存在しない。
    行動の有無は問題にされない
    あとは認識の問題だ。
    完璧と完全の差異
    それすなわち
    100点をもらえる《解答》

    いーちゃんの《目的》
    いーちゃんは合目的的な生き方をしてるわけじゃなくって
    ただ単に玖渚友が好きなだけ。
    なるほど
    非現実的 辻褄合わせ こじつけ 牽強府会 狂った解決
    全部が全部《サイコロジカル》
    あーあ
    推理の甲斐もなく
    カーテンコールの必要すらなく
    終わってしまった
    いや、そもそも
    何も始まってはいなかった
    玖渚友は兎吊木垓輔を拘束し、解放した
    網膜と指紋
    個人のアイデンティティーの最後の砦は
    くりぬき、切り取った
    ただそれだけのこと。

    細菌というものはミクロの世界で何億何万と生き続けている
    そして我知らず菌を撒き散らす
    そしてそれは彼も同様
    《害悪細菌》は常に側にいる
    そして彼の営みに停止《レッド》は無い
    全て侵食《グリーン》、進行《グリーン》、感染《グリーン》
    こうしてまた質問《ターン》が回ってくる。

    『きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?』

    この問いに対する戯言遣いの答えとは?

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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