泰治が歩く (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061831452

作品紹介・あらすじ

食うに追われた戦中戦後の時代を、農業に転じて、ひたむきに生き続けた原田一家――。小児麻痺(しょうにまひ)を患(わずら)った足を引き摺(ず)りながら、懸命に歩きつづけた末息子・泰治――。本書は、素朴画家・原田泰治が、その苦闘の果てに、見事に描きだした、詩情溢(あふ)れる絵画の履歴(りれき)書である。

感想・レビュー・書評

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  • とても好きな作家のエッセイ。(2021.9.4)
    ※2011.11.5売却済み

  • 小児麻痺と闘いながらイラストレーターとして大活躍中の原田泰治さんの父が書いた文章と泰治さんのイラストで綴られた一冊です。
    暖かな絵にはハンディに負けない気持ちを泰治さんに与え続けた父親の存在が大きかったのではないでしょうか。
    諏訪市に原田泰治美術館がありますので一度足を運んでオリジナルをみて欲しいです。

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著者プロフィール

1940年長野県諏訪市に生まれる。1963年武蔵野美術短大卒業。1973年複十字シール・デザイン・コンクール特選。1980年小学館絵画賞受賞。1982年4月から、朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界」を127週にわたって連載。1984~86年「原田泰治の世界展」を全国22会場で開催。1987~88年「ナイーフ三人展-原田泰治とユーゴの仲間たち」を各地で開催。1989年から2年にわたりアメリカ合衆国の5都市で「日本の四季を描く原田泰治の世界」を開催。同展覧会は帰国後、全国33会場を巡回。1998年信州諏訪湖畔に「諏訪市原田泰治美術館」開館。1999年紺綬褒章を受章。2001年11月より2002年にかけてブラジル(サンパウロ、リオデジャネイロ)にて「原田泰治の世界展」を開催。2002年中米3ヵ国(メキシコ、コスタリカ、ニカラグア)にて「日本の心」を伝える絵画展・講演会を開催。2008年郵便事業(株)ふるさと切手「ふるさと心の風景」シリーズを全国発売。2011年財団法人逓信協会第56回前島賞受賞。主な著書に『さだおばさん』『原田泰治自選画集』『日本の歌百選』『日本のふる里』など。

「2014年 『私の好きな原田泰治の絵 33人が選んだ心に残る一枚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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