伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062140898

感想・レビュー・書評

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  • 2人のリラックスした対談が面白かった。
    伊坂さんが好きで、ほとんどの作品を読んできたけど、斉藤さんの音楽の影響が多いみたいで、斉藤さんの音楽を聴きたくなった。

  • 伊坂幸太郎氏がかねての大ファンであった、斉藤和義氏と対談。

    伊坂幸太郎の小説『アイネクライネ』と斉藤和義『ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜』のコラボにより実現した対談。

    『アイネクライネ』が出会いとか恋愛の話なので、対談内容も出会いとか恋愛とか、お二人のこれまでとこれからについてのインタビューがメイン。
    あとはそれぞれの年表や仕事道具、好きな音楽・映画・本などの紹介と、100の質問。
    それぞれの作品に関わる裏話もあったりして、たいへん細かく詳しく書かれてるので、両者ファンは(どちらか一方でも)読んでいて楽しいと思います。
    私は伊坂さん目的でしたが、とても楽しめました。

    インタビューはもちろん、年表の細かさと、特に100の質問の答えは必読。
    お二人の対比がめちゃくちゃ面白いし、個性が爆発してました。面白い。
    反対なのだけど、マイペースでつかみどころがないお二人は、どこか似ている気がしました。

    インタビューにて、伊坂さんは自分の作品を完成させるたび「これは世界が変わってしまうぞ!」と思ってて、(p.90)でも世界はなんともなくて〜、って話されているのだけど。
    伊坂幸太郎の作品を読んで、世界が変わった読者はたくさん居るんだろうな。

    ちなみにこの本は2007年初版なので、
    中で「10年後の自分はどうなってると思いますか」って質問がありますが、
    伊坂さん<「10年後も小説家やっていたらすごいと思う」>って言ってた。(p.58)
    10年経ちましたが、あなたは今も超人気作家ですよ・・・。

  • ユルい感じがせっちんや伊坂氏の人となりを醸し出していて面白い。本編にもあった10年後の世界になってるわけですが、お二人の気持ちを改めて聞いてみたいですね。

  • 「ベリーベリーストロング~アイネクライネ~」作成の背景が語られた雑誌の対談記事を増補改訂した書籍。
    ザックリとした経緯は見聞きしていたものの、後追いで曲も小説も好きになったこともあって詳細な情報は知らなかった。
    本書により両作品への理解が深まった。

  • 伊坂幸太郎も斉藤和義も
    ちょっとしたきっかけでハマってしまったのだった。
    こんなに好きになるとは思わなかったのに…

    でも、斉藤和義氏に関してはまだまだ初心者なんで
    読んでると、あーコレ聞きてぇーって。
    伊坂氏は、外見から漂う雰囲気だけだったら
    友達にはなりそうにないになんだけどー。
    中身を知っちゃうと
    いじり倒したくなる奴だなぁーって。

    どちらも頑張っているんだってわかる。
    カッコイ!

  • 伊坂さんの斎藤さんへのラブを感じる。。

  • 2人が好きな映画や小説の話が楽しい。

  • まあまあ。

  • 好きな有名人二人上げてと言われたら、伊坂幸太郎と斉藤和義と迷わず答えるくらいには好きな二人が対談した本がある事ですでに星五つ。彼らのらしさが存分に味わえるし、作品の裏話から奥さんとの出会いといったプライベートまで書いてあってニヤニヤしながら即読了でした。斉藤和義はライブで会った?目撃した事あるので、いつか伊坂幸太郎に会えたら(目撃)いいなぁなんて思って読みました。やっぱり良いよなぁこの二人。

  • 人生のターニングポイントをくれた、憧れの人と対談できたということを、とても羨ましく思います。
    自分も、自分の人生のターニングポイントをくれた方と、膝を交えて語り合ってみたいです。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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