グリード 下

著者 :
  • 講談社
4.11
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本棚登録 : 697
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062186513

作品紹介・あらすじ

アメリカを買え。
ストラスバーグに前代未聞の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦(わしづまさひこ)は、アメリカに宣戦布告する。絶体絶命の危機に陥る投資銀行とアメリカン・ドリーム社(AD)は記者会見を連発し、記者たちは必死に食らいつく。Xデーに向けてウォール街が混乱する中、ワシントンD.C.がついに動き始めた。強欲の坩堝(るつぼ)に身を置き戦い続ける鷲津。その胸に秘められていた衝撃の戦略とは。

感想・レビュー・書評

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  • ゆかい痛快!
    日本人が金融を愛?で救う。
    質素、奥ゆかしさ、がにじみ出ているのが心地よい。
    欲(グリード)が投資銀行を作り、増大させた。
    アメリカンドリーム実現のために。
    客を大切に扱う⇒会社の成長⇒マネーゲーム
    米国内だけではなく、世界の金は有限であるはず。
    バブルがはじけることを、人は歴史から学んでいないのか?
    それにしても強欲な米国(人)は私利のためには盲目になる。
    清貧という言葉はないのだろう。

  • これだけの内容をよくまとめきったという感想。
    どう着地させるか、はらはらしたがあっという間に読み終えた。これまでの登場人物を使い切り、ハゲタカシリーズも一段落かな?
    まだ続いて欲しいと個人的には思っているが…鷲津の後継者は要らない。

  • うん!(o^^o) 鷲津・ハゲタカで今出てるところまで、この2019年、追いかけとこう。

  •  よくできたシリーズ物は読んでいて楽しい。物語の本筋にかかわりなくちょっとした登場でも過去を思い出し懐かしさを覚える。
     今回は、アメリカを舞台にリーマンショックを取り上げている。もちろん小説だからこの通りとも思わないが、うまい作家程「見てきたような嘘を言い」ながら話を作る。事実と錯覚してしまいそうだ。
     それにしても鷲津政彦というシニカルなキャラクターはカッコいいね。1作目を読んだ時ほどの衝撃はないものの相変わらず輝きを放っている。次回作『シンドローム』も大変楽しみ。

  • 4.0 下巻も一気読み。日本人がアメリカ経済界を手玉に取る痛快さ。経済ミステリーの面白さに目覚めました。ハゲタカシリーズ読んでみよっと。

  • リーマンショックで徐々に蝕まれていくウォール街に飯島さんが、国際派としてGCに乗り込んで行く姿がカッコよかった。

  • スカッとしました。私のような貧困層は、縁のない世界ですが、小説の中で、富裕層になったつもり。でも、やっぱり現実は厳しいな~

  • 今回も面白く読んだ。
    アメリカのリーマンショックの時ってこんなだったんだろう。
    企業は自分の社員が、自分の力で、どのように勝ち進んでいくのか、それが大事。
    過去の人や思い出がシリーズものとして、少しずつ出てくる。過去の三作、もう一度読み直してみる気になる。

  • リーマン・ショック前後を舞台にしており、当時の状況がとのようなものであったか知る手段の一つとしてよかった。
    もちろん、展開は他のハゲタカシリーズと同様おもしろく、テンポよい。
    個人的にはマジテックの話をもっと深めて欲しかった

  • こういう勝ち方もあったのか!と思わせてくれる結末。鷲津がとても良い方に変わった上に、アメリカとも一戦交えたので、このシリーズはここで一区切りついたような印象。

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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