シャノンの情報理論入門 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 435
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062577953

感想・レビュー・書評

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  • 情報理論の、数学的な側面の解説書。今更ながら数学的な裏付けがあるとは思っていなかったから、ちょっと新鮮、それなりに難しいけど。

  • 読了.全体的にわかりやすいし,歴史にも触れており,興味深いんだけど,イマイチなところもあり… けど,この調子で,計算理論に関しても上梓して欲しい. #fb

  • 今ひとつ、面白さが伝わって来ない。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:408//B59//1795

  • 「価値ある情報を高速に、正確に送りたい」

    以前かじった情報理論のおさらい、あるいは知識のリフレッシュとして読んだ。

    改めて、シャノンはすごいと思った。
    相互情報量、情報源符号化定理、通信路符号化定理、標本化定理って、ホントよくできている。
    研究に対するポリシー(「価値ある情報を高速に、正確に送りたい」)が明確で、その研究の中でぶれることなく首尾一貫している。本書もそのポリシーとそれに対する回答についてやさしく解説されていた。

    なお、第5章 5-3標本化定理のあたりがちょっと駆け足な感じ。フーリエ変換のあたり、もっと説明が必要。その分、第6章の昔のコンピュータの話は要らなかったのではと思う。

  • 内容を絞って、話が複雑にならないように配慮されている。それでも途中に何箇所か簡単じゃないところがあるので、そんな時は手を動かしながら読んでみるとよいだろう。
    高校生は情報の先生と一緒に読んでみれば、書かれている内容の全容をつかむ事ができるだろう。

  • つい買ってしまったが、入門ということもあり驚異的に中身が薄くあっという間に読んでしまった。
    シャノンの業績はあまり知らなかったが、染谷勲も証明した「標本化定理」(再現したい周波数の2倍でサンプリングすれば元の波を再現出来る。人間の耳は20kHzまで聞き取れるのでCDは44.1kHzになっている)や、「情報源符号化定理」(有る特定の情報源について、瞬時に複合可能ないかなる符号の平均符号長も、その情報源のエントロピー以下にはならない)のくだりで出てくる「ハフマン符号化」のやり方など、多少役にたったところはあったけれど、10ページもあればかける内容を、無理にわかりやすくするために変な例をたくさん出して余計にわかりにくくなっている気がする。

  • シャノンの情報理論については、学部の時に指導教官から非常に秀逸な授業を受けて以来遠ざかっていたので、とね日記にある参考書と共に一度まとめて読んでみたいと思います。

    参考書:ちくま学芸文庫『通信の数学的理論』130人が登録★評価4.00
    クロード・E.シャノン ワレン・ウィーバー著、植松 友彦訳
    http://booklog.jp/item/1/4480092226

    同『情報理論84人が登録』★評価3.20』甘利俊一著http://booklog.jp/item/1/4480093583

  • シャノンの理論を、
    価値ある情報を高速に、正確に送る
    として、基本概念をていねいに解説する良書。

    もっと詳しい話をしたいとウズウズしてるのを我慢してる感じが面白い。

    これこそ電子本で読みたいな。

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