痾 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 686
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062639705

感想・レビュー・書評

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  • 夏と冬の奏鳴曲の続編。だが前作について明確な説明があるわけでなくちょっと残念。烏有さんの暗さがいい。

  • 面白かったが、理解に苦しむところもいくつかあった。少しSFになってしまっているのも…

  • 以前読んだ『鴉』が面白かったので読んでみた
    確かに方向性は似ていたが、似すぎていて『鴉』と比較してしまう
    結局向こうの方が面白かったなあと思ってしまったのが不味かった

  • 読み終わった時のこのモヤモヤ感と言ったら…続編っていう位置づけにはあるんだけど、別物と考えた方がいいかも。

    話の展開自体は面白くてどんどん読み進めてしまうんだけど、落ち込んでる時には読んじゃダメ。ムリムリ。

  • これを読めば、「夏と冬の奏鳴曲」の謎が少しでもスッキリするのかと思ってたら、全然そんなことはありませんでした。読み終わった後は、何とも言えないモヤモヤ感が……。烏有さんは駄目っぷりが増してきた気がしますが、どうしても嫌いにはなれないみたいです。

  • 忌まわしい和音島の殺人事件の後遺症で記憶喪失になった如月烏有は、記憶をとり戻そうと寺社に連続放火。すると焼け跡からは焼死体が発見される。その彼のもとに「今度は何処に火をつけるつもりかい?」と書かれた手紙が届く。烏有は連続放火殺人犯なのか? 名探偵メルカトル鮎が真相に迫る新本格ミステリ。

    前作『夏と冬の奏鳴曲』の続編という位置づけ。

  •  ★☆☆

    新本格ミステリ第二世代の旗手☆麻耶さん!
    まだまだ読んで行きますぞ☆彡

    (2008.04メモ→2010.04ブクログ)

  • わぴこはないよなぁ

  • 2003年3月読了

  • 夏と冬の奏鳴曲の続編。和音島から戻った編集者の如月烏有はバナナの皮で滑って転んで頭を打ちつけ、突如記憶喪失に。記憶を取り戻そうと烏有は連続放火をするが、そこから烏有自身に身に覚えのない殺人死体が発見され・・・。
    本作での烏有は銘探偵メルカトル鮎に探偵の素質を見込まれ、彼とともに事件を捜査していく様が描かれているが自分には才能がないと思う烏有の葛藤振りが一つの読みどころ。前2作と比べ大胆なトリックや驚愕の結末こそないものの、烏有のだめっぷりに共感を覚える読者も多いはず。

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞。

「2023年 『化石少女と七つの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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