- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062705714
感想・レビュー・書評
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ミステリーランド作品。寝ている間、猫に乗り移る事が出来る少年のお話し。設定はファンタジーでありつつ現代描写もしっかりしていて流石。
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面白かった。西澤氏にしては不思議な設定が細かくはない。それも読みやすくてよかった。まあ一応子供向けだからなのか。味噌汁作ってくれる義弟っていいな・・・。洗濯までやってくれる小学生。
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「その時が来るまでは、ずっとふたりで、一緒にいようね。」
ミステリーランド第4回配本です。
ジュブナイル向けということで、文字も大きかったり、さして複雑なトリックなども用いられていません。
しかし、小学6年生の男の子が、猫の身体に乗り移れるといっただけで、俄然興味を引かれ、読み進めていけます。
男の子は寝ると、猫のジェニィとなれます。
男の子は、猫になったのだから、猫ならではの行動なんかをすればいいのに、犬のピーターと一緒のお昼寝が大好き。
そして、このピーターもまた後で、重要な役割を果たします。
が、それは読んでのお楽しみに♪
西澤作品といったら、突飛な設定で物語を進めていきます。
今回も、少年としての行動と、猫としての行動を使い分け、物語の核心に迫ってきます。
猫としてしか出来ない行動で、犯人を追いかけ、ある女の子を助け、いろいろな情報を手に入れます。
そこで、少年(と、ピーター)が突き止めた真実は!!!!
最後がちょっぴり切ないエンディング・・・。 -
このシリーズとしてのコンセプトにふさわしい作品でしょう。冒険心、好奇心を存分にくすぐられ、楽しく読める作品である。このシリーズの中で、太田忠司『黄金蝶ひとり』に次ぐ作品であり、満足満足(^^) それに久々に自分の好きなタイプの西澤作品でもあったしね(^^)v
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猫に乗り移れるおとこのこのお話。とってもよかったー。ラストも綺麗で、せつなくなります。
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とりあえずミステリーランドシリーズは装丁がかわいくて本棚の中にあるだけでちょっとうれしい。文字がでかいのでw読み応えはいまいちですが、挿絵も可愛くてなんだかルドルフとイッパイアッテナみたいな感じでなつかしくて好きです。