θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 192
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760072

感想・レビュー・書評

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  • さくっと読了。
    テンポ良く軽やかに読めます。
    途中のテンパってる犀川先生が可愛すぎ。やっぱり犀川先生と萌絵のコンビ、大好きだなー。

    ラヴちゃんの喋り方がますます変になってる…(笑)
    可愛いなーラヴちゃん。存在感ありすぎ!

  • 相変わらず表紙がすてき。犀川先生と萌絵ちゃんがイチャイチャしていてニヤニヤした。山吹くんはたまに、本気で加部谷ちゃんにイライラしていそうで何だかドキドキ。海月くんが犀川先生なのだとすれば、加部谷ちゃんは萌絵ちゃん?

  • Gシリーズの2作目である本書。
    今度のテーマは連続自殺です。

    ストーリーを簡単にご紹介すると、

    自殺者たちの遺体にはギリシャ文字の「θ」が記されていた為、カルト教団の関与の可能性や連続殺人の可能性が浮上。
    その様な中、西之園萌絵(にしのその もえ)経由でこの連続自殺の事を知った研究室の面々は、積極関与派の女子大生・加部谷恵美(かべや めぐみ)と、その先輩でかつ関与反対派の男子大学院生・山吹早月(やまぶき さつき)に分断。
    山吹に凹まされ続けるも、めげない健気な(?)加部谷の姿が描き出される中、無駄口は勿論、それ以外でもほとんど喋らない無口至上主義者(とでも名付けますか)の男子学生・海月及介(くらげ きゅうすけ)が事件の真相を突く!

    と言う物です。

    今回も意表を突かれる結末です。
    しかし、前作よりは納得感を抱かれやすい結末ではないでしょうか?

    サクサクっと楽しく読み進められる小説ですので、リラックスタイムの読書などにお勧めです。

  • 飛び降り自殺した人間には体のどこかにθと書いていた。
    大事なのは考え方を固定しないこと。
    ただ、これのトリック忘れた。

  • 一連の事件の流れが解りやすかった。『φ』とは全く別の印象。保呂草さんが出てきたときは、また何か面倒な方向に転がるかと思ったが、本編では特に影響はなかった。しかし他作品に関係してくること間違いなし‥、覚えておきたい。四季さんも名前だけ登場。人工知能といえば、である。そして貴重なシーン(?)犀川先生の慌てっぷりが面白かった。

  • 自分でも事件の真相を推理していったらとても面白かった。
    最後の被害者の思考はスゴイな、と思う。
    事件の真相・人物の意志に関しては少し曖昧だけど、その点を自分で考えるのが楽しい作品だと思う。
    SM、V、四季シリーズとのリンクも。

  • Vシリーズを読んでないから、登場人物のつながりがイマイチつかめない。
    次作の「τになるまで待って」を読む前にVシリーズいっとくか…

  • 海月くんが相変わらず凄い。喋らなかった分を一気に吐き出すかのように淀みなくほぼ正解の仮説を最後に喋る喋る。今回は加部谷さんが前より静かだったような。西之園さんと犀川先生のような関係になるのかな。さらに登場人物が増えて伏線も増えて回収する頃には忘れてそう。

  • 四季さん出ました。

    今シリーズは事件が身近というかコンパクトですね。

    各々ギリシャ文字の意味も今後わかっていくのでしょうか。

  • Gシリーズ第2弾。

    気になるワードがいくつか出てきて続きが気になる!

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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