- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062765572
作品紹介・あらすじ
莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に百二十八通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った一人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った一つの荷物が彼らの時間を動かし始める。
感想・レビュー・書評
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誰かを愛するってこんなに素敵なことだったかなと、ぼろぼろ泣けました。
いつかまたもう一度上巻から読み直したい。 -
上巻ののんびりしていたところから登場人物たちが動き出して面白みが増した。
「あのときのアレはこういうことだったのか!」がたくさんあって楽しかった。
一つ言えることはチヨダ・コーキは最高ってこと。 -
読破して初めて湧き出る感情がある。その都度共感できる箇所があり心地良し。
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下巻からの盛り上がりが最高でした!
人間関係表現がとてもリアル。
チヨダブランドめっちゃ読みたい。 -
下巻読み進めるも、これつまらない。。。
途中離脱、お許しを -
317ページ
940円
9月20日〜9月22日
人気作家チヨダ・コーキが暮らすスロウハイツの住人たちは、平和な日々を送っていた。新たな入居者、加々美莉々亜がくるまでは。コーキに急接近する莉々亜の存在が不穏な空気を漂わせる中、突如判明した驚愕の事実。赤羽環のプライドを脅かすこの事件がどんな結末を迎えるのか。そして皆、スロウハイツを旅立つ時が来る。
ラスト50ページが、かなりおもしろかった。それまでのフリが長すぎた。幹永舞、鼓動チカラがどっちがどっちか、どういう設定だったかわからなくなって混乱した。辻村深月さんの若い頃の話は、こんなんだったのかと感慨深かった。 -
様々なクリエイターが住む「スロウハイツ」。ここに一人の少女がやってくる。
登場人物の前後関係が少々分かりづらい点があるが、これはあえて補完してくれ、ということなのだろう。
創作者の苦悩などが描かれていて興味は惹かれるのだが、なかなかに入り込めなかった。題材は魅力的なだけに残念、自分には合わなかった。