花物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 288
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062837712

感想・レビュー・書評

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  • 2011年4月当時の日記転載

    神原主観…ですよねこれ??www
    なんでこんな真面目なん?w
    すごいのは、キャラ変わってるやんってセリフ回しとかなのに、阿良々木さんとの会話になるとちゃんとキャラが戻るとこw
    誰でも、相手によってキャラを変えたりすることってありますが、今回のテーマはそんなとこだと思います。
    まあ、もちろん泥沼の主軸の話がメインではありますが、今回のテーマは自分らしさとかそんな感じ。

    堅め硬めのお話しですが、結構好きですw最後のバトルは意外にも熱かったですなw
    いやいや、いいなあ西尾維新。

  • 神原はおバカでエロで猪突猛進が可愛くて、最高に可笑しかったんだけど…。成長物語として描かれるとこうなっちゃうよね。面白かったんだけどちょっとさみしいです。

  • 化け物語シリーズ

    今度の怪異はデビル

    高校3年生になった神原は、相談事を100%解決してくれるという「悪魔様」の噂を聞き、その真実を知ろうとする。
    「悪魔様」の正体は、意外にもかつてのライバルだった・・

    今回の主人公&語り部は神原。
    彼女は、アララギくん目線だとものすごーーくヤバいキャラなんだけど
    本当はまっすぐでかわいらしい女の子なんだなぁという実感。
    ハチャメチャ感がないぶん、今までのシリーズのような面白さには欠けるけれど、ラストのアララギくんの「青春してたんだよ」がすべてを語ってるかな

    しっかしまぁ、このシリーズ
    巻ごとに設定時期がバラバラ。
    フラグたてまくりのわりに、全然回収しないという
    相変わらずさ(笑)
    コレ、最後には、ちゃんとまとまるのかぁ???

  • 他の化物語シリーズに比べるとシリアスな話でした。雰囲気的には型月作品に似てたかも(本当にちょっとだけ

  • 一人語りパートがイイなぁ

  • 沼地蠟花が好き。面白かったけど、後に残るのはやっぱり切なさだなぁ……

  • 西尾維新の<物語シリーズ>第7作。『猫物語(白)』ぶり、暦以外の視点で描かれる物語。語り部は勿論、表紙の少女「神原駿河」。

    暦とひたぎが卒業した直江津高校で、三年生に進級した駿河。高校生活から敬愛する先輩二人が居なくなり、ぽっかりと穴が開いたような日常を、目的も目標もなく無気力気味に過ごしていたところ、「願いを絶対に叶えてくれる"悪魔様"」の噂を耳にする。願いを叶える"悪魔の左手"を持つ彼女はこの噂を捨て置けず、調査に乗り出すが―――。

    「願いを絶対に叶えてくれる"悪魔様"」の噂に関わることをきっかけに、自身と向き合い、"解き放つ"姿を描いた、神原駿河のための物語。『化物語・するがモンキー』の完結編といった感じか。

    暦視点でないのもあってか、終始シリアスな雰囲気。このシリアスさが、暦がいない空虚な高校生活や、「他者からの評価(暦視点の駿河)と、自分自身の評価(駿河視点の駿河)の違い」を表しているようで、なかなかに趣があって良かった。(とはいえ、やはりギャグとシリアスの絶妙なバランスを見せる暦視点の方が好みだが。)

  • 神ですよ

  • BOOK & BOX DESIGN / VEIA

  • 2011/04/01購入

    1
    神原駿河のひとり語りから始まる。結構自己嫌悪の塊だったんだな…。自分の中に悪魔を育ててたのか。彼女とは。

    2
    彼女とはお母さんだった。しかしお父さんにとっての神様…駿河にとっては悪魔。

    3
    もしかして悪魔はお母さんなのかな。お母さんが駿河に乗り移ってるのかな。しかし駿河、朝に10kmx2セット走っているとは。10kmじゃダメなんだろか。走りすぎや。そして毎朝自分が犯罪を犯してないことを確認しなきゃならないのはもっと辛そう。

    4
    爪切りってどちらの利き手でも使いやすいものね(そういうことなのか…?)
    神原よ、部屋片付けようよ…

    5
    阿良々木とひたぎと羽川が卒業した世界なのか。
    忍野扇。読むのが久しぶりすぎて本当に最初から男の子だったのかどうかが分からないので後でwikiを確認するつもり。神原、しかし、性格だいぶ落ち着いたように見えるな…

    6
    日傘ちゃん。元副キャプテン、そして駿河がいなくなった後にキャプテンになり引退。自称人見知りだけど早速友達作ってる。駿河を「るがー」と呼ぶ。そして悪魔様を知っていた。駿河は他の人から見たらやはり前向きな子、だよな。悪魔様とは、一体。

    7
    阿良々木暦の後輩が、阿良々木暦の跡を追う。扇ちゃん調べたら女の子ということになっていた。花物語では自称男の子で迷ってる人をもっと迷わせるのね。悪魔様、話を聞く限りでは神原のように思えるけど、違うようにも感じる。誰なんだろう。神原だけで何とかできるのかな。助っ人はいるのかな。

    8
    火憐ちゃんと電話する駿河。そして悪魔様について聞く駿河。素直に答える火憐。しかし半裸で爪切りが気になるぞ。ともかく。悪魔様は塾が燃えた焼け野原跡に出るらしい。駿河、見逃せない。

    9
    阿良々木が阿良々木で安心した。まさか悪魔様が駿河と旧知の仲だとはなぁ。悩みは時間が解決するのか。

    10
    戻らないと思っていた左腕が元に戻るなんてびっくりだ。悪魔様は本当に悪魔様だった?

    11
    阿良々木が無事そうで良かった。しかし沼地蠟花は何者だ。

    12
    普通の腕に戻って良かったけど、戸惑いの方が大きかったのね。かわいい駿河。

    13
    悪魔様店じまい。行動が早いな…さてはてどうする神原駿河。

    14
    沼地さん、まさか転校していたとは。そしておそらく近所に引っ越してきたとは。すごい偶然というか。
    そして後を追えずに一週間。
    しかしどうして安西先生を知っているんだ

    15
    まさかの貝木泥舟登場。臥煙の忘れ形見。一体駿河に何の用だろう。去年の夏から待っていた…のは、嘘なのかな。

    16
    何か駿河を助けるのかなと思ったら、沼地の差金だった。
    しかし不幸の蒐集家は悪魔も集めてたのかな。

    17
    まさか向こうから会おうとしてくるとは。貝木にいう必要あったのか…?

    18
    貝木は半分しか情報を出さないのか。そして噂を知りたがる沼地。あと沼地は貝木と知り合いだったのか

    19
    体育館で1on1。がんばれ駿河。負ける気がしなくもないけど。

    20
    ボールで語り合っても、言葉では語り合えない、かな

    21
    沼地に悪魔の左腕にまつわる話をする神原。
    沼地の左腕と左足が悪魔のものになっていた。けど、それだけじゃないって?

    22
    沼地には、人の悩みを本当に食べてしまう力があったのかな。時間の経過だけで何もかも解決するとは思えないのだが…

    23
    一瞬沼地の話していることがまともなのかと思ったけど、神原が言ってくれて良かった。不幸話を聞くと、重い気持ちになるよね。
    沼地が神原に選択肢をくれる。聞くか聞かないか。そして神原は、欲しくないはずなのに悪魔の腕を返すか、返さないかの二択を提案する。

    24
    沼地蝋花と名前が一字違いで同じ読みの花鳥楼花。悪魔の足を奪えたのは、果たして彼女にとって良かったのだろうか…と思うものの多分どうにもならないだろうな、彼女には。

    25
    沼地は不幸蒐集家であるが故に悪魔という絶対的な不幸を蒐集できたのかな。

    26
    沼地は3年前に自殺していた。
    神原が会ったのは、誰だった?
    怪異になってた…のか?

    27
    不幸蒐集の怪異になっていたと神原も結論づけていた。モヤモヤするけど走るところが神原らしい。

    28
    100km走るってすごいな…でも神原ならやりかねない。ひたぎは走る姿が美しかったのだな…それに惚れたのかな。そして阿良々木登場。まさかの。

    29
    暦は自転車にこだわっていたのだっけ。先にバイクに乗るとも。
    確かに不幸を蒐集してくれるから、幸せな人が増えるけど、沼地はこのまだといつまで経っても幽霊のままだよな…ということなのか、悪魔蒐集を止めるのか、不幸蒐集を止めるのか…。果たして神原は何をしたいのだろう。

    30
    疲労困憊の駿河のもとに届けられたのは悪魔のミイラの頭だった。これはさすがに、いろいろやばそう。

    31
    沼地、無事成仏できたかな。やはり沼地は自分が幽霊になっていたことに気づいてなかったか…

    32
    阿良々木先輩は強いな。そして優しい。
    神原、青春できて良かったな。

    暦たちが卒業した後に神原駿河が怪異に出会って悪魔の腕を取られ最終的には怪異を成仏させるお話…なのかな。まさか、と思いながらドキドキしつつ読んだけど、本当まさか神原が怪異を解決しちゃうなんてな…。まぁ悪魔のミイラは残っちゃったから本当に解決したかどうかは微妙だが。しかし何故忍野扇は男の子を自称する必要があったんだろう。謎だ。神原に好かれたくなかったのかな。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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