神様ゲーム (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062930819

感想・レビュー・書評

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  • これは子供向けじゃないねぇ笑笑

  • うわーーマジかあー!!なにこれーー!!!!ってなった。てか、なります。面白かったァァ。

  • 冒頭で誕生日にロウソクを吹き消し、ラストでまた吹き消す。目次のタイトルも誕生日に始まり、誕生日に終わる。起・結がつながっている。
    最後にロウソクの火が燃え移ったのは父さんではなく、母さんだった。
    秀樹を殺したミチルちゃんの共犯者は母さんだったのか。
    果たして鈴木くんは神様なのだろうか。
    神様は間違えない。どんなに信じることができなくても、ただ真実のみがあるはずだ。
    本格ミステリにおける探偵の不在、しかし神様が真実を教えてくれる。そこには推理も予測も必要ない。
    我々が考えるべきは事件の推理ではなく、神様を信じるか信じないか、その二つの選択肢だけである。

  • これはイヤミス?いや、ホラー。

    ティーン向けにあったけど、ティーン向け?
    結局、何が正しいのかわからず…モヤモヤ感だけが残った。

    面白くないわけではないけれど。

  • 2回のどんでん返し。
    3年ぶりに手に取った時は、読んだ事すら忘れてしまっていた。読み進むにつれ記憶が蘇り始め、「そうそう、こういう結末だったなあ」と、思い出しながら読んでいたつもりが、また喰らってしまった。

  • 正直、ラストは「?」ってなる。
    どういう意味、どっちの意味?
    そこを読者に委ねてきたか、と。
    私はハッキリした結末が好きなのだが…

  • モヤモヤする。
    結局犯人が誰なのかは読者に委ねられている。
    非常にモヤモヤする。
    設定自体は面白かったが、ここまでモヤモヤする小説は久しぶり。

  • え?!最後どういうこと?!
    私は常識の殻を破れないのかもしれない。。

    大切な伏線抜けてない?
    どの推理も完璧には成り立たないようになってるのかな。


    以下ネタバレ注意








    証拠を消せたのはお父さん。
    でも、一緒にいたのはお母さん。
    理由と状況が気になりすぎる!!

    共犯ってことなのか。
    お父さんはお母さんの秘密を知っていたということは間違いないよね。
    公認の仲だったのか。
    3人で楽しんでいたのかも。いや、それは異常すぎるな。



    そして、二人がそういう関係だったということについて、単純に性の多様性を見せているだけなのか?

    彼女が彼だった可能性は…
    考えすぎか?

    でも、襲いかかったのは彼女だし。
    それだけの力と隠したいこと。
    転校してきてて出生は明らかになってなくて、一人親かつ放任主義。
    女の子らしい姿すぎるところがまたなんとも。
    ミチルちゃんが実はお父さんの子だったパターンだと、お母さんも主人公もミチルちゃんに惹かれるのなんとなく分かる…ような、うーん。


    いくつか考察見たけど、同じ考えの人いなかったからたぶん違うんだろうけど考えるのは楽しかった!


    なんにせよ、きっと答えは出なくて。
    読者が読み終わった後の余韻を楽しむように準備された大きな仕掛けなんだろうな。まんまと踊らされてる。

  • ・面白かった。
    ・麻耶雄嵩さんの本を読むのは初めてでしたが、噂通り暗い終わり方だった。
    ・井戸の蓋はミスリードと思わせといて真実だったということでよろしいか
    ・もやもやとした終わり方で心が苦しい
    ・感想見たらみなさん真犯人がわかってなかったので安心しました

  • 神様の概念を完全に壊された。最後の最後、スッキリしないー。完全に騙された。

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の91年に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。15年『さよなら神様』で第15回本格ミステリ大賞を受賞。

「2023年 『化石少女と七つの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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