- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062938761
感想・レビュー・書評
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正月休み、じいちゃんちにいる間に読む本ではなかった。
著者は、再生の物語と言っていますが。私は、何か、ジーンと寂しさを感じた。
「若い頃に秀才であろうとなかろうと、美人であろうとなかろうと、一流企業に勤務しようとしまいと、人間の着地点って大差ないのね」
どうなんだろうか、どうなんだろう。ずっと考えていた。 -
自分は現役バリバリ世代だから、主人公の気持ちを推し量るのは難しい
小説が故に波瀾万丈な退職後の人生になっている -
どんな働き方をしていても、派遣でも契約でも正社員でも終わりが来る。一つの繋がりがなくなることに未練や寂しさ。満足のある場所でなくても無くなって次がないことの不安。 でもここまでしがみつきたく無いって思う。自分が定年後に働きたいと思わないためなのか。
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今までにあまり読んだことがないタイプの本だった。
なんというか、老後のことについて書かれている本だったから私には実感が湧かずに、なにか空想のような気がしてしまった。
老後が恐ろしい -
引退後の余生は重圧から解放され、ゆっくりとした余生を歩みたいと思っている30代半ばです。
実際、自分の定年を迎えると主人公のような空虚感を感じる可能性はあると感じた。仕事でしっかりやり遂げた(成仏)といえるほど、現役時代を頑張ろうと思った。 -
20年以上先の事だけど、ソフトランディングの準備をされずに、準備する側になりたい。
もちろん自分の準備も忘れずに。