- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065132241
感想・レビュー・書評
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パートナーと似てくるのは幸せの一つでもあるけど、確かに、怖い
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夫婦の顔が似てくるってこーゆー事なのか?ってちょっと納得。
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一昨年読んだのを急に思い出してまた読みたくなって、異類婚姻譚だけ読んだ。
一読しただけでは内容がうまく飲み込めなかったため、解説を読んだ。そしたらとても単純なことに気づいた。姥捨山と離婚の話し。 -
あんまり読まないジャンルだったが割と楽しめた。
現代の寓話というか、ブラック御伽噺のような作品。
主婦の家庭への仄暗い先のなさへの絶望とそれに対する希望みたいなものが小説じゃないと出せない部分で描かれている。
夫婦はそこまで自己の深層を共有しなくてもいいんじゃないかとはこの本で思った。 -
夫婦をテーマにした中短編集
2021/5/14 ★3.4 -
わからないようでわかる。
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目鼻の位置が大幅に崩れる。
そして最後は人でなくなり、植物になる。
一見童話チックだけど、
お互いに依存しない夫婦の境界線をどこに引くか、という超現実な内容。
結婚するより籍を入れずイイ距離感を保つ同棲が正義なのか・・
ファンタジックな読後感でした。 -
人間が妖怪みたいな話。
よく分からない。家族の奇妙さってことなんだと思う。家族であることは、心地良いけれど、そこに何か歪みが生じる。その違和感にかき乱される人間を妖怪っぽく捉えたのかなぁ。 -
全く前情報なしで本屋さんでぽいっと購入。
この本はどのジャンルの話なんだろう日常ほんのり不思議寓話的なものなのかなと読み進めてしばらく。山でも駄目です。どこでも駄目です。私的にそれは絶対駄目ですというエピソードが出てきてしまって読み進めるのがキツくなった。地雷なんだろうな…。
共感を覚えにくいなんだかふわふわした人たちの話だった。
女性性を掘り下げるというか掘り起こすというか、こういう系は苦手です。