- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065170120
作品紹介・あらすじ
ときは明治初期。金儲けが卑しいとされていた時代に100以上の企業の設立に携わり、日本の経済発展を牽引した一人の男がいた。男の名は渋沢栄一。その思想の背骨には”論語”があった。次の一万円札の肖像となる伝説の人を、漫画で活写!
感想・レビュー・書評
-
非常に読みやすいが、これだけでは論語の良さがわからない気がした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今の日本の社会仕組みに大きな影響を与えた渋沢栄一の歴史を知れる内容だった。現代訳が個人的に読みにくかったため漫画を読むためこの本を選択した。
今の日本が良くも悪くも活気がなく、何年も変化していない状況が続いている理由を理解できたと思う。
今の日本は安全志向が強く、向上心が弱いと感じた。それは若い世代の考えもあるが守りや楽さ、安全さを身につけてしまっている上の世代の影響もあるのではないかと思う。
もちろん、この考えがすべてではない。また、今後の日本は上の立場と下の立場との差が今以上に大きくなると思う。生き残れるものはのこり、変わらないものは永遠に同じところにいる。人それぞれ適材適所あるが前に進もうとしない人は変わらないし、人としても成長できないと考えさせられた。
また、人と人のつながりはきってもきれないと改めて考えさせられた。GIVEの精神は過去も今の将来も変わることはない。 -
簡単でわかりやすい内容で読みやすかった
あの時代に私欲に溺れず日本の未来の事を考えたのは渋沢栄一の素晴らしい偉業
知的好奇心が旺盛な人がいつ世も時代を変えるのかも -
2022.12.10
智情意 -
「論語と算盤」に手を付けたのだが、自身の不勉強さにより理解が難しかった。どうにも敷居が高いと感じたので、当書を手に取った。漫画版なので読みやすく、一気に最後まで読むことができた。当書は「論語と算盤」を分かりやすく解説しているというより、渋沢栄一その人の歴史を辿る内容。歴史も疎い私にとっては、大河ドラマを見ているような、そんな面白さを感じた。とはいえ、山縣有朋との比較については少々の疑問だが...当時の歴史を知ることは「論語と算盤」に再び戻る際に役立つと思う。智情意の下りが個人的には一番面白いと感じた。
-
急いで読んだからか、ざっくりしか頭に入らなかった、反省
日本の経済発展のための立役者というのはよくわかった -
就活真っ只中で自分自分になっていた状況にぴったりの本だった
・彼らは社会を主とし自己のことを客と心得る人たち
・事の成否にこだわらず筋を通して人生を全うするならば成功失敗などよりもずっと価値のある生涯を送ることが出来るのです
この言葉を胸に刻みたい
-
渋沢栄一氏のことを知るために入門書として本書を手に取った。
彼の歴史、立身出世も気になった。
平時の心掛けが大切。よく分かっているが自分に置き換えると簡単ではない。
山縣有朋氏と比較しながら論じられていた。
漫画なので容易に読めた。
次は違うタイプの書を読んでみる。 -
マンガのため、やはりわかりやすかった。
いつもこの手のマンガは絵が気に入らなくて読めないけど、今回の絵は大丈夫だった。 -
面白かったです。