ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800679

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  • 「6時20分の肉じゃが」
    店の前で倒れていたのは。
    最愛の人が亡くなった時の心身的なダメージは大きいだろうが、残された者はそれを乗り越えて今を生きなければならないんだよな。

    「9時59分の思い出プリン」
    深夜にドアを叩いた者は。
    見えない所で努力している姿は隠していても誰かが見ていて、時間はかかるかもしれないが届いて欲しい相手には届く日が来るはずだよな。

    「14時5分のランチタイム」
    素直に伝えられない想い。
    周りがどう思おうと関係はないだろうが、彼女自身は自ら実家から飛び出し一人生活を始めたからには意地だってあるだろうし簡単には甘えれないよな。

    「23時の愛情鍋」
    有名になれば離れていく。
    常連さんが多い店であり地域密着型だと、この様に沢山の一見さんが突然訪れる事など想定していないから正直ありがた迷惑な状態になりそうだな。

  • 漫画のようにサクサク読める。
    タバコを吸う設定があるのは斬新に感じた。

  • ほのぼのとした小料理屋のシリーズ1巻。
    ちょいちょいトラブルはあるものの、作中の人たちはみんないい人なので、ほっこりとして見られる。
    こういう小料理屋の常連になりたいなーと思う。

  • 表紙のタイトルまわりの模様が可愛らしく、気になっていたシリーズの一冊目が図書館にあったので読んでみました。

  • やっぱり食は人を癒すなあ。

  • 特に大きなストーリーがあるわけではないけれど、読み進めるとじわじわと心が温かくなっていることに気づく。こういう食べ物の話は食欲と人の暖かさを欲する。大樹のような人、いないかな…

  • 美味しそうでした。

    お話は、淡々と進んでいく日常な感じですね。
    そういうの好きなので読みやすかったです。

    やはり第1巻は登場人物の自己紹介的な部分が大きいのかな。

    次巻どうなることやら。

  • 娘に「お腹がすくよ」って言われて手に取った一冊。私はお腹がすくよりも、料理がしたくなりました。ほんわかとした登場人物が、ほっこりとしたお料理を食べて、読んでいて心があたたまります。お料理は体だけでなく、心の栄養なんだなあと再認識です。

  • 終始美味しそうなお話だった。読んでいると自然に、「肉じゃが食べたいなー」「お鍋が食べたいなー」と。平和で、心がポカポカした。

  • 小料理屋ゆきうさぎを舞台に描かれるゆきうさぎのお品書きシリーズ第1巻。今や一大ジャンルの食と日常と謎の連作短編集のカテゴリですが、このシリーズはミステリ要素はなしでした。
    店主の大樹が20代半ばとは思えないほど老成していて、彼のこの落ち着きには何か理由があるのかな?と身構えて読み進めていたのですが特に理由はないようでした。
    あとサブタイトルに詳細な時間が記されていたので何か特別な意味があるのかな?と注意しながら読んでいたのですが作中では特に触れられなくて理由はないようでした。
    うがって注意深く読むのではなく軽く読んでたのしむのがいいみたい。
    ん?とひっかかる部分もあるけれど今のところあまり不快さはないので読み続けられそうです。
    (頁左上にタイトルを表記させるならサブタイトルを表記してほしい。)

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