こどもの一生 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087460575

感想・レビュー・書評

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  • コメディーとホラーの融合型ストーリー。

    前半から後半にかけて、まるでジェットコースターのように話しが進んでいくので、読むスピードが上がります。


    虚構と現実の混在。

    こどもの発想力や行動力は大人が憧れるほど魅力的なものだが、時にして怖さを感じる。


    読み手によって解釈が全く異なる作品なので、最後の結末は、正解がわからない。

    たぶん、わからないように作られている。

    らもさん、恐るべし…

      

  • 1回目は評価3
    2回目の今回は、大昔の「徹子の部屋」に出演したときの映像を見た後で読んだ。評価4
    らもさんの人となりを、知ってから読むのと知らないで読むのとでは、天と地の差がありました。

    こどもの一生、めっちゃこわい。
    こんなにへんなお話でも よろしいですかぁ?

  • このお話をもとにした舞台、観てみたいー。お風呂タイムに楽しんで読めました♪

  • カメ止め逆バージョン みたいだった。

  • 舞台化を知り、読んでみた。テンポ良く読めた一冊。
    一人一人キャラが際立っていて、面白かった。
    でも、少し怖かった。
    読了後の夜に見た夢は、詳しく思い出せないけれど、ホラーだった。
    自分の中にも、何か禍々しいものがあるんじゃないかとゾッした。
    よろしいですかあ?

  • 途中けっこう怖いシーンがあって
    なんか夢にでてきそう。
    でもこういう治療って将来的にはありうるのかもなあ。
    いやもう似たようなことはおこなわれてるのかもしれない。

  • 舞台化を知り、読了。
    紹介文を読んだ時点ではわかっていなかったけれど、確かにこれは超B級ホラー。
    転調が起こってからの展開が怒涛で一気に読んだ。
    あとがきも面白い。
    あとがきに書かれていることと読んで感じたことにズレがなく、筆者の凄さを感じた。
    舞台を観たとき、どう感じるのか楽しみになった。

  • 読み始めて、昔読んだことある本だと気付いて懐かしい気持ちに。
    後半のホラーの疾走感が良かった!

  • 「君達の人生は光と影によって描かれている。君達の人生の五十%はストレスだ。さぁもう一度十歳のこどもに戻ってやり直そう。君達にはストレスがなくなる。なぜならここには"掟"というものがないからだ」

  • 何度読んでも面白い。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞を、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年、転落事故による脳挫傷などのため逝去。享年52。

「2021年 『中島らも曼荼羅コレクション#1 白いメリーさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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