おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 650
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470598

感想・レビュー・書評

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  • 現実的にはありえない設定だけど中学・高校生の甘い空想世界を文章にするとこんな小説になるだろう。
    著者は、30歳くらいでこの小説を書いているが、その年齢まで思春期の感覚を持ち続けることができたことが小説家の資質なのだろう。

  • ラノベ感覚の青春ラブストーリー。青春とは言っても、シリーズを通して登場人物たちは大人になっていくが。
    マンガのノリで楽しめるが、いまだにシリーズ未完なだけに最後まで読み切れるか少々自信がない。。
    2014/08

  • おいしいコーヒーのいれ方シリーズの一作目。高校3年になる春に突然いとこ二人と暮らすことになった勝利とそのいとこ、かれんの恋物語。
    かれんの生い立ちや、おいしいコーヒーを入れるマスターとの関係…
    恋物語で、ありきたりのようなありきたりじゃない展開がさくっと読めて、このシリーズにはまりそうです。

    2023/6/7 2回目読了
    何気に村山由佳さんのあとがきがよかった
    「どうやったら引き出しをいつでもいっぱいにしておけるのか。それはおそらくできるだけ多くの人と出逢うこと。ぼんやり会うのではなくその人たちがそれぞれの人生をかけてようやく掴み取ったはずの大切な何かを横取りさせてもらうのです。一生懸命に吸収して自分のものにするのです。スポンジどころか高分子吸収体みたいな柔軟な心で」

    また初版は1994年のお話なのに2023年に読んでも全く古臭い感じがしないのは村山由佳さんの景色や心情の細かい描写があるからなのだろう。おもしろい

  • 著名作家だから期待して読んだのだが、中学生位が読む本だった。かと言って、この作家が大人用に書くという本を読んでみたいと思えるほどの、吸引力、恋心の切なさ、甘酸っぱさ、が表現されているわけではなかった。んー、、。

  • 年上を好きになった経験があれば、誰しもが共感できるストーリーではないでしょうか。辛さは簡単に言えないものという前提に立ち、これからは察しられる男になると決意を新たにしました。

  • 10年ぶりくらいで再読。大筋を覚えていたせいか予想以上にのめり込めない。高校生か大学生の頃に読むのが最適なのかも。軽いタッチですぐに読めるので、とりあえず続編を読み進めてみることにする。

  • かれんの性格があざとく思えてくる。もうちょっとダメなところもあった方が魅力的?勝利は、彼女から何を得て、何を感じて好きになったのか不明。

  • 2015.5.12読了。

  • 恋愛小説が好きになったきっかけの本.
    綺麗な文章で綺麗な情景が浮かんでくる.

  • 恋愛小説シリーズもの。
    高校生の男の子が5歳年上の女性に恋をする話。

    前の彼が唯一読んでいたシリーズものらしい。
    たまたま見つけて読んでみれば…これにハマっていたなんて、なんてかわいい男だったんだろう、と。

    内容は少女漫画顔負けの胸きゅん満載。
    あぁ、恋ってこうゆうものだっけ…なーんて私も歳をとったなぁ
    恋に恋したくなる
    てーか、主人公が恋してる女性が可愛すぎるからーー!!
    反則でしょうもおおおお!
    わたしも喫茶店通ううううう!

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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