エンジェル (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 3181
感想 : 283
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087474763

感想・レビュー・書評

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  • 殺された主人公が幽霊となり、自分を殺した犯人を突き止める話。幽霊が使える特殊能力のアイデアは面白いが、犯人はすぐに予想できてしまった。

  • 目が覚めると自身の遺体を真っ暗な山中に遺棄される最中だった・・・投資会社オーナーの掛井純一は何者かに殺され幽霊となって甦る。事件の真相を確かめるため、自身の身辺を探るも最後の2年分の記憶がない。身に覚えのない進行中のプロジェクト。その中に莫大な資金を投資したプロジェクトがあった。不可解な資金の流れを追い、事件の真相に迫っていく・・・

    うーん、石田さんの初期作品なんですよね。正直、私には外れでした。
    私なりの理由ですが、まず、表現が回りくどい。というか、石田さんの説明する状況と、私の脳内再生画像ではズレが生じてしまうのです。これは私の理解力不足もありますが、それでも近年のはまったくそんな不都合もないので、文体が若いのかな、と。あとは、結論が予想できてしまった点。もちろんできてもそれ以上の刺激があれば問題ないのですが、(それはいい意味で裏切られたってことだし)ただ、この作品に関しては、想像通り。うーん。あんまり推理力がある方ではないと思うのですが、それでもここまで見通せちゃうとがっかりな気分は否めませんでした。
    同時購入の新作「LOST」に期待します・・・

  • 死後も意識のある主人公と、死の原因を追究していく物語。

    うーん、だからファンタジーは苦手なんですって。

  • 内容が薄いのに、無駄な描写が多く、作者の方が自分の文に酔っている感がなんとも・・・(苦笑)。結末も予測できてしまいます。
    すみませんが、好みではないですね・・・。

  • 僕は、石田さんが好きではないと思った。この作品で。「池袋ー」のほうがまだ良かった。なんだか主人公が石田さんな気がする。読んでるとね。良くも悪くも。

  • これはやばい。。。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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