ねじの回転 下 FEBRUARY MOMENT (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 178
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087478907

感想・レビュー・書評

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  • 後半は結構盛り上がったね。話に入り込めてからは一気でした。本格的なSFは久しぶりで、楽しめました。上巻になるのですが、2月26日にこの本を(しかも二・二六事件が題材ということをまったく知らず)たまたま偶然手にしたことは自分でもびっくり。

  • ニ・二六事件、時間遡行、やり直し、『思いやり』のオンパレード

  • 上巻からの勢いでそのまま読み進めてしまった。単にフィクションじゃなく、ちゃんとサイエンスするSFな展開は秀逸。
    ただ、ラストがちょっぴり物足りなくて残念。

  • 再生を省略しないで全部書いてくれ!と叫びたい面白さ。いつの間にかどっぷり感情移入。この本で書かれてる日本のヴィジョンがありえそうで怖い(日本がアメリカの××ってやつね)

  • タイムライン系作品。世界の流れは2.26事件がキーになっている。正しい時間に戻すことができるか。

  • 与えられた好機を、むざむざ手放すわけにはいかないだろう?この世にもう一度呼び戻されたときから、運命は決まっていたのだ。

  • タイムパラドックスを題材にした、SF超大作であった。思い切り、想像力を駆使し、楽しむ事のできる、読み応えのある作品。

  • 面白いけれど、最後が無難にまとめたという印象。
    「時間」に対する考え方は面白い。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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