- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087714739
感想・レビュー・書評
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サラッと読めた。読みやすかった。でもハッピーエンドの話が好きかも。
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帯に“昔好きだった人に会いたくなります”と、わたしの好きな作家さんのコメントがあったので読みました。「あの頃の天使」「呪文みたいな」「先生、」がとくに好きです。
好きだった人に会いたくなったかというと、そうでもなかったです。わたしはまだ会いたいと思えるほど好きになった人がいないのかなーと感じました。
あとは泣くだけ というタイトルが本当にぴったり。 -
ちょっと苦い、大人のラブストーリー。
短編集ということもあり、読みやすいです。
加藤千恵さんの本は、とてもリアルで、友達にこういう悩みを抱えた子がいるかもと、そう思えるくらい。
甘あまな恋愛じゃないところが、いいです。
個人的に好きなのは、「あの頃の天使」。大人の恋愛じゃなくて、青春時代の甘酸っぱい恋愛がなんともいいです! -
11/22
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そんなにぴんとこない。
作者の年齢のせいだろうか? -
初めて読んだ加藤千恵さん。どの短編もハッピーエンドではなくどこかリアルで、読んでいて物悲しさを感じました。「あとは泣くだけ」というタイトルを思うと、上手いなぁと思いました。
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短編集、7編。
残された物、忘れていた物、あるいは思い出。少しの痛みと哀しみと懐かしさ、去っていった人へのこういう気持ちって誰かしら何か近いものを持っていると思うが、加藤さんうまく書いていると思った。 -
残されたもの、その道をあえて選んだもの。
それぞれ理由は違えど、泣きたい。。
それぞれの短編小説。 -
切ない、と愛しい、の間にある
言葉にならない気持ちを表した小説。
本当はどちらも望んでいないのに
そんな風な伝え方しかできないのが悲しい。
誰でも誰かの特別な存在になりたいという思いが根底にあると思う。 -
どれもハッピーエンドではない、苦かったり、切なかったりする。
忘れられない人がいる人の、短編集。
やっぱり加藤さんは短編で読む方が好きだなぁと思う。
最初の頃は中高生主人公が多かったけれど、今はもう男女関係なく描けていて違和感なく物語に入っていける。