仕事。

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087807233

感想・レビュー・書評

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  • 現代の偉人との対談で、各々が経験してきたことを読んで、自分の未知なる可能性を感じた(笑)というか、なんでもできる気がしたというか…

    最後の坂本龍一さんの言葉が一番響いた。
    「日本だけで100万枚売れるより、10カ国で10万枚売れる方が、ものづくりとしては健全だ」
    「下を見ちゃいかん」

    杉本博司さん
    「30代前半までにやることが見つからなかったら、人生やることない」
    倉本聰さん
    「世間から抜きん出るためにはどこかで無理をしないといけない」
    秋元康さん
    「間違った道を行っても、戻ってくる力さえ磨いておけばいい」
    糸井重里さん
    「僕の仕事はショートケーキにイチゴをのせること」
    「どうやって生きていくかってことを、面白くやれ」
    横尾忠則さん
    「誰かとの出会い頭でいろんなことをやればいい」

    自分なりの「仕事。」がしたくなった。

  • 今をときめく川村元気と、第一人者の人生の先輩との対談。どの方もとても興味深い話でした。

  • 丁度、仕事ってナニィイイイってなってたときに出会った一冊。よく耳に入ったり 体験する大人の言う仕事。と、ここの大人の言う仕事は 明らかに違う単語だった。仕事と夢を切り離して考えることが、大人になることの一つだと捉えるようになってきていたけれど、仕事が夢だと言える カッコいい大人になりたいと思えた。

  • 川村氏のインタビュー後のまとめの観点が清々しい。

  • 敏腕映画プロデューサーであり、作家でもある作者が、会いたい人と仕事論をインタビュー形式で綴られた作品。ちょうど仕事を始めて10年を越えたところなので、仕事に対する各人の姿勢が垣間見ることができてよかった。世代的には作者より少し下だが、会いたい人から仕事の要素が聞けるなんてが一番徳をしているな。

  • 東宝の気鋭プロデューサーである川村元気が、超著名人たちと対談したのものをあつめた対談集。山田洋次、沢木耕太郎、倉本聰、宮崎駿等々、まあよくセッティングできたものだと驚く。川村を通して各人の語るプロの矜持を知ることができる。

  • 購入

    チックに人は感動する

    作品で満足するのではなく商品にして満足する

    ショートケーキをミキサーにかけてアイスにする

    人が一番高い商品

    未来の空気を固めて言葉にしてくれる

    月面ヌード

    来てー生きねばポスターー生きて

    西洋ラストから、日本徒然

    予定調和を崩し、人を楽しく働かせて、自分以外の全ての人を当事者にする

  • 川村元気さんって名前を知らなかったけど、「電車男」、「告白」、「モテキ」などの映画を作っていた人なんだ。
    これらの映画から少なからず影響は受けているはずなので、
    この本を読めてよかった。

    作者が巨匠たちに対して仕事についてヒアリングする構成。
    出てくる巨匠が豪華。
    以下の通り。

    山田洋次
    沢木耕太郎
    杉本博司
    倉本聰
    秋元康
    宮崎駿
    糸井重里
    篠山紀信
    谷川俊太郎
    鈴木敏夫
    横尾忠則
    坂本龍一

    わりと定期的にこういう本を読んでいるんだけど、日常に埋没すると鬱屈としてしまうので、デトックス的に必要な書籍であると思う。
    世代も近いので、自分の身の振り的にも参考になることが多かった。
    さらっと読めるので、興味があればぜひ。

  • 私は川村元気という人に興味を持ちました。

    何を聞きたくて、それをどう伝えるか、

    この本自体が一つのアートになってる。

    自分と向き合ってきた人達を、自分と向き合おうとする人が訪ねて行って、自分と向き合う

    潔い感じが、私に生命力を思い出させる。

    誰しももがきながら、自分を探しているのだな。

    安心する。。。

  • こうしたら、いきるってことなんだろう。が、詰まった一冊。

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著者プロフィール

かわむら・げんき
1979年、横浜生まれ。
上智大学新聞学科卒業後、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『寄生獣』『君の名は。』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、’11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。’12年に初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同書は本屋大賞にノミネートされ、佐藤健主演で映画化、小野大輔主演でオーディオブック化された。2作目の小説にあたる本作品『億男』も本屋対象にノミネートされ、佐藤健、高橋一生出演で映画化、’18年10月公開予定。他の作品にアートディレクター・佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬものがたり』、イラストレーター・益子悠紀と共著の絵本『ムーム』、イラストレーター・サカモトリョウと共著の絵本『パティシエのモンスター』、対談集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』。最新小説は『四月になれば彼女は』。


「2018年 『億男 オーディオブック付き スペシャル・エディション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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