- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091510761
感想・レビュー・書評
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恋人の種田が死んだのが前作。虚脱状態から種田のいたバンドに加わることで自分を取り戻していく。
と書くと、まぁありがちな青春ものなんだがその瑞々しさとリアリティは浅野いにお独特のもの。ストーリィを語ろうとしているわけではないからだろう。とりあえずは全うな展開です。
種田の最後のライブのセリフ
『飛行機がビルに突っ込んだり どっかで戦争が始まったりした時!!ヤな気分なのにどこかでちょっとわくわくしているスゲー嫌な自分がいるんだ!!だって
俺らの未来には全然希望の光は見えてこなくて!!劇的な変化もきっとなくて退屈な毎日が続くんだ!!たとえゆるい幸せがだらっと続いたとしてしも!!それで満たされたふうな格好だけの大人になんかにはならねぇぞ!!みなさん!!人間卒業おめでとう!!でも俺はっ!!俺にはっ・・・もう少し時間をください。何か答えが見つかるまでは。たとえそれが険しい道で、世界の果ての果てまで続いていても・・・僕は僕の道をゆくんだ。』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
僕が演劇をやり始めた時、こんな自分でもちょっとは世の中を変えられる気がしていた。この漫画を読みながら、今もそういう気持ちがちゃんと残っているんだなあってわかった。
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映画も観たいと思った。
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借りて読んだ本。
一巻のラストでもう、ね。 -
ずどーんとやられた。このモヤモヤはなんだろう。他人事じゃないからこうなるんだろうなぁ。
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心温まります。
個人的には悲しい…。 -
種田。死んじゃった。
あっさりしていて、えっ、て言ってしまった。
現実も、同じか。
あっさりしていて、あっというまで、だらだらずるずるで。
いまを、いきなきゃいけないんだ。
いまを、いきることができるんだ。
たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もうさよならなんだ -
1巻に引き続き、読了。
芽衣子さんがどんどん強い人間に成長していく姿に引きこまれた。
ビリーの気持ちも複雑で、俺も同じような事を思うなぁ。
2巻完結だったけど、うまくまとまっていて、読み終わりなんか爽やかで、自分も頑張んなきゃなって思えた作品だった。
よし!映画も見るぞ! -
芽衣子さんみたいに生きたいなって思った。不満ばかりじゃなくて何か行動しなきゃいけないと思わされた。自分にとって大切なものはなにか、種田と芽衣子さんと一緒に考えてった。
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自分を安全に守って傷つきたくないって、閉じこもった気持ちになるときがあります。でも一秒一秒、生きたことが未来をつくっていくんだとしたら、守っているひまなんてないように思えました。心の声に素直に。なにも隠さなくていい。好きなこと好きなだけ、やりたいことやりたいだけ、がむしゃらに突っ走っていきたいです。