海街diary: 陽のあたる坂道 (3) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2778
感想 : 201
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670403

感想・レビュー・書評

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  • 以前暮らしていた地に戻って家族になれなかった人たちとの再会、失恋、幸の恋愛事情を知ることですずは大人になっていっている。高校受験の話も出たり、こうだったね、だけじゃない、こうしよう、という明日が描かれている。幸曰く「すずの時計の針は少しずつ動きはじめてる」のと同じように、楽しくて後ろめたい時間と別れを告げた幸も明日に進む一歩を踏み出したんだろうな。帯コピー「後悔と決断。」

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「すずの時計の針は少しずつ動きはじめてる」
      それを同時進行で感じるコトが出来る感性を持っているんですよね。。。
      「すずの時計の針は少しずつ動きはじめてる」
      それを同時進行で感じるコトが出来る感性を持っているんですよね。。。
      2014/04/21
  • すずが鎌倉に来て1年。少しずつの変化を振り返るような巻。

    冴えない話が多いけど、最終話で佳乃がミポリンの兄と同僚だったり、ヤスと幸がお酒飲みに行ったりと新たな伏線が出てきて楽しみな展開になりそうです。

  • 幸の元先輩が朋章の叔母とか(前巻)佳乃の上司が美帆の兄とか、どんだけ世間が狭いの鎌倉…(笑)。ひとつの出来事について、様々な立場からの視点を丁寧に描いている点は流石だと思う。風太がすずとイイ感じになって、フニャってカオになるところが好き。追記20130816;すずがチカとキャッキャはしゃいでいる場面。両親を亡くした子どもが、こんな風に笑えるようになってよかったね、ほんとによかったね、と、涙がにじんでくる。(2013-07-27L)(2019-09-12)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「どんだけ世間が狭いの鎌倉」
      繋がってるようで、途切れている。今の人間関係そのものですね(って、持ち上げ過ぎかなぁ?)
      「どんだけ世間が狭いの鎌倉」
      繋がってるようで、途切れている。今の人間関係そのものですね(って、持ち上げ過ぎかなぁ?)
      2014/04/21
  • 2013.04.17突然漫画が読みたくなり書店で購入。
    漫画大賞受賞ということで置いてあった、試し読みの小冊子が面白かったので3巻までまとめて購入。

  • この巻ではすごく大切なことを教えてもらった。病気で足を失った裕也は利き足を失って義足でサッカーに復帰するのだけど、誰もが利き足の義足でうまくボールをコントロールできない裕也を見て複雑な思いになる。でも、裕也は既に先を見ていて、逆の足でボールをコントロールする訓練を始めている・・・まぁ実際はこんなに切り替えが早くできる人間はいないと思う。でも、絶望してしまう気持ちはそんな単純なことさえも、みんなの思考から消し去ってしまう・・・。裕也のように、何か切り抜ける方法を探せる人間でありたいなぁ~と本当に思った。最後に稲村ヶ崎あたりのトンビは本当にコワイ!!シャチ姉強いぞ(*^▽^*)。

  • 【再編集。読了日は当時の月日。内容を一部追記・読破冊数含まない】

    ツタヤレンタルコミック貸出。

    2巻と同様といった所です。

    情緒に包み込まれた中で展開されていくエピソード…

    ゆったりとした『空気そのもの』を感じながら。

    後は、ネタバレになるかと思うので、このあたりで。

  • このシリーズ、すごく好きです。家族を捨てて出て行ってしまった父の訃報を突然知らされ葬式に行物語りが始まって行く。
    この姉妹たちのキャラクターが個性的で面白く、時々コメディタッチで結構笑える。それでも全体を通して穏やかで優しい空気が広がる感じがすごくいい。今後の展開が楽しみ♪

  • 初々しい恋から大人の恋まで。
    なんかキュンとした。

    チカちゃんが私は一番好きです☆

    鎌倉って事はさー。
    吉田センセはキャラを使いまわすって言ってるからさー。

    落語の子とかとか…。
    出て欲しい…。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「キャラを使いまわすって」
      そんな発言何所で?とっても楽しみだわ!!(と言いながら5群青は未購入)
      「キャラを使いまわすって」
      そんな発言何所で?とっても楽しみだわ!!(と言いながら5群青は未購入)
      2013/01/04
  • 鎌倉を舞台に、時間がゆっくりと流れる、とても素敵な漫画です。
    1~3巻購入しましたが、帯にスガシカオのコメントが載っていて、それがちょっと嫌でした。芸能人のコメント帯が、最近やたら目につきますが、内容によっては何となく気がそがれます。
    (桂南光さんの「八朔の雪」の帯はとても良くて、それで購入したのですが)

  • 初期の吉田作品を考えると随分日常世界に落ち着いたなぁと思うがこの作品は好きだ。
    3姉妹+異母妹の日常。

    ラヴァーズとのキャラ被りがどうにも受け入れがたいというか
    イラっとしていたのだが、3巻目にして少し気持ちが落ち着いた。

    YASHAにしろこれにしろどうして過去の作品の登場人物を使うのか
    正直理解しがたい点は相変わらず。
    (個人的には個々の作品として完結するか、あるいは被るにしてもやりようがあるだろう、と思う)
    端々に関西弁の緒方くんとか、読むとホントに凹む。
    あの世界はあそこで完結してほしかったので。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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