- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091847362
感想・レビュー・書評
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ヒーロー見参、ヒーロー見参!
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圧巻というかさすが。身震いする
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映画にもなりました。が、映画より全然面白い。この人の間は映像にするのは難しいと思う。
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映画にもなった名作。漫画で是非見てほしい作品です。
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スポコン?いや、違う。これは究極の青春漫画だ。
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各々の登場人物の心情の描かれ方が凄くいい。
それぞれの成長、挫折、焦燥している姿に思わず自分も感情移入をしてしまった。巻が進むごとに登場人物全員のことが好きになっていった本。 -
天才が凡人へ、凡人が天才へ、そして最後は
スポーツ漫画をお勧めしてと言われたら、私はピンポンをお勧めするかもしれない。
努力の限界を容赦なく抉ってくる描写、トップの孤独、人生のかかっている試合、最後は哲学的な域に達してしまうゾーンなど、高校スポーツなのにこの人生観はやっぱり松本大洋だなぁ…と思ってしまう。
氏の典型的なダブル主人公だが、ペコとスマイルどちらに感情移入するかと言われたら、私はペコに感情移入してしまう。
仕事でもスポーツでも、成功経験のある人は必ず味わったことがあると思う。急に、自分ではない人間が注目され出した時のザワザワ感。特にその相手が、自分が卓球の道へ導いてやった幼馴染だったら。
見る目のある人間は、ペコよりスマイルの方が才能があることを見抜いてしまう。
そして慢心がペコを神童からまさに凡人に変えようとしていることも。
才能でやれる範囲を超えた時、ついつい「自分はここまでだ」と考えてしまう。けれどそれは本心ではない。本心はもっと先へ行きたいと願っている。「この星の一等賞になりたいの」と言っている。格下と思っていたライバルにも負け、完膚なきまでにプライドを折られたとき、どうやってこの本心を取り戻すのか。恥を捨てるしかない。
本心を聞こえなくさせるのは、恥である。
仕事で打ちのめされたとき、いつもアクマの言葉を思い出す。
「血ヘド吐くまで走り込め、血便出るまで素振りしろ。今よかちったぁ楽になんよ」
これが真実と知っている。今いる場所は関係なく、進み続ければ人間は生きていける。 -
松本大洋作品との出会いはピンポンから。
卓球台の上を飛び交う球のあの音がまさに似合う疾走感と清々しいぬけの良さ、そしてセンチメンタルなにおい。
何年経っても、何回読み返しても、いつでも胸が躍る。 -
映画から入りましたが、見え方違いますが面白いです。