旅の終わり、始まりの旅 (小学館文庫)

  • 小学館
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本棚登録 : 218
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087055

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に霧がかった感じのアンソロジー。雨のシーンが印象的だからかな。夏川草介の「寄り道」と西加奈子の「泣く女」が好きだった。岩木山を眺めに行ってみたくなった。

  • 直前に読んだ西加奈子の本が最悪だったので、再び西加奈子で始まり飛ばし読み。(読んですらないかも。)
    最初の数編はあまり良い印象が残らなかったが、最後の2編が良かった。
    それだけなら☆4、☆5。
    夏川草介の読後感の良さに救われた短編集だった。

  • 青森に行ったときのことを懐かしく思いだしながら読みました。
    一番前に収録されている「泣く女」がすごく良くて、その後はさらっと読み流す感じでした。
    嶽本野ばらってこんな感じの文章書くんだってちょっと意外でした。井上荒野さんの本はまだ読んだことないな。あとは、この人らしいなーと思いながら楽しみました。

  • 青森にみんな行く。
    実際にみなさん青森まで旅して描いたらしい。
    青森に行きたくなる。太宰治も読みたくなるな。津軽。

  • 5人の作家からなる短編集。

    「泣く女」(西加奈子)
    「捨て子たちの午後」(島本理生)
    「下北みれん」(井上荒野)
    「死霊婚」(獄本野ばら)
    「寄り道」(夏川草介)

    各作家が青森を題材として書いているが、本のタイトルが「旅の終わり、始まりの旅」となっているので思わず手に取ってしまう。巧妙。

    どの作家も”らしさ”が出ていて本を読むきっかけとして最高な一冊だ。
    また旅のお供としても最高。もちろん行くなら青森。

    夏川草介さんの「寄り道」は必読。
    美しい白神高地、岩木山が描かれ、ほろりと来る良い作品。タイトル通り「始まりの旅」となる。

  • 西加奈子さんの作品が良かったです。

  • 青森にまつわるアンソロジー。島本理生、嶽本野ばら、夏川草介目当てで手に取ったが、やはりこの3人の作品が面白かった。
    全体的に暗く、救われないものもあったが、夏川氏の作品はとても爽やかで、ときめきもあり、大満足。

    2013.06.18

  • 青森を旅するアンソロジー。

    なんだか暗い景色が多かったかな。

    しかし旅はいい。

  • 2012 11/27

  • 青森を旅した日のことを思い出した。確か、もう6年くらい前の夏。あちこち国内を旅してきたけれど、北へ向かって旅してる時は、いつもより背筋をピンと伸ばさなくちゃ、って気持ちになるのは何故だろう。
    しばし余韻が残るような読後感が心地良かった。目的地っていうのは、その土地じゃなくて、人と出会う場所なんだね。
    どこか遠くの世界とつながっているような最果ての場所。そうかぁ。そういうことだったのかぁ。旅の終わり、始まりの旅。日常を離れて、どこか遠くへ行きたいな。

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で直木賞、11年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞を受賞。ほかに、『もう切るわ』『だりや荘』『誰よりも美しい妻』『ベーコン』『つやのよる』『キャベツ炒めに捧ぐ』『ほろびぬ姫』『虫娘』『悪い恋人』『リストランテ アモーレ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『ママがやった』など著書多数。

「2018年 『100万分の1回のねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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