謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 6166
感想 : 447
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094087574

感想・レビュー・書評

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  • 犯人の自供が無いのが何だか新鮮でした。
    細かいことは置いといて、事件の不可解な部分を解決してくれるので、ミステリーが苦手な方でも楽しめるのでは無いでしょうか。

    表紙に各話の鍵となるもののイラストが描かれているのも楽しいです。

  • 難しすぎることがないトリックで丁度良い。少々物足りなくもない、途中で犯人が解ったりもするが会話のテンポが良いので許せる範囲か。

  • 本屋大賞受賞のベストセラーということで読んでみた。カジュアルなミステリーはマーケティング的にもアリなんだろう。コナンくんも小学館だし‥‥。

  • 一番の謎はこの本が人気あるってことでしょうか…

  • 物足りなさを感じた。本格ミステリーと思って読むとちょっとガッカリします。

  • 「殺人現場では靴をお脱ぎください」★★★
    「殺しのワインはいかがでしょう」★★
    「綺麗な薔薇には殺意がございます」★★
    「花嫁は密室の中でございます」★★★
    「二股にはお気をつけください」★★
    「死者からの伝言をどうぞ」
    「宝生家の異常な愛情」

  • 少し物足りなかった。

  • 2013/1/3読了。
    これが本屋大賞受賞作?う〜ん。。。

    やっと文庫で出たので、「やったぁ!」と購入しましたが、読んでみて、正直なところ、がっかりしました。期待が大きすぎたのかも。

    事件を起こした加害者と被害者との葛藤、双方の心の動きなどには、ほとんどと言っていいほど、深く切り込んでいないせいかもしれないけれど、「浅い」内容の短編ばかり、という印象。
    読みやすいし、電車の中で読んでいても、思わず声を出して笑ってしまうほど、面白おかしい部分もあって楽しめる。でも、全体的に軽すぎる気がします。この辺は、もう好みの問題かもしれないですけど。
    小学生でも、楽しめるのでは?という作品ですね。ドラマや映画にはしやすい設定、内容かとは思います。本で読むと、桜井くんは「影山」のイメージとは違う気がしますが(笑)。

    もう少し本格的ミステリーかと思っていただけに、肩透かしを食らったような。
    最近はこういう類の本が流行るのを見ると、だんだん自分の好みが時代に合わなくなって来ているのかも、と思わざるを得ません。

    う〜ん。。残念。

  • 読了

  • さむい

  • 3分の2くらいから流し読み。烏賊川市シリーズが好きで、大好きな作家さんですが、トリックが簡単過ぎて麗子お嬢様がちょっとお間抜けすぎ。ドラマ化映画化されていますが、櫻井翔くんのイメージではないかなぁ…と個人的には思いました。麗子お嬢様が北川景子さんは納得☆だとしたら、風祭警部はDAIGOでどうかとか、いまなら執事は横浜流星くんかなぁと脳内再生してました。ちなみにドラマも映画も見てないんですがf^_^;

  • ミステリーとしてきちんと読めば本格派なんだろうか.
    作品の軽いノリに流されて,あまり考えずに読んでしまったのはもったいなかったのかもしれない(影山が解答を話し出すところで,推理してみたら,もっと楽しめたのかも).
    全体のノリはジーヴズの事件簿に近いのかな.

  • 思ったほどでなかった

  • うーん。。
    謎はシンプルでわかりやすくていいんだけど、
    表現がコミカル過ぎて少し抵抗があり。。

  • 少女漫画の皮を被った安楽椅子探偵もの。人物がかなり尖った味付けをされているので、合うか合わないかがはっきり出るのではないかと思う。ギャグと、ミステリー、どっちを重視するかでも。ミステリーを期待した私にはちょっと合わなかったようだ。
    所々おやっと思う箇所はあったが、血を流して気絶している人物を主人公の刑事が揺さぶって起こすシーンは、正直致命的なように思った。

  • 軽いノリが延々と続いて読み進めるのが苦痛になってくる。推理やトリックも子供向けの印象。
    ミステリー好きにはおすすめできない。

  • 面白くなかった。
    TVドラマ用

  • ドラマ化作品

  • ストーリーうんぬんよりも、お嬢様の設定がちゃんとできてないのでちょっとがっかり。ラノベと思って読まなかったこちらが悪かったかも。

  • 【あらすじ転記】
    国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は“執事兼運転手”の影山。「お嬢様の目は節穴でございますか?」―暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに事件の謎を解き明かしていく。


    好奇心から手に取りましたがある意味予想通りで、それ以上の驚き等はありませんでした。
    「お嬢様の目は節穴でございますか?」
    このセリフに全てが集約されていると思います。

    無能な富豪刑事と、お嬢様大富豪刑事の推理を、有能な執事が断片的な情報を元にズバズバと謎を解いていくという痛快さが受けたのでしょう。正直意外性は無いので、うまい棒に変わった味付けして「驚愕の味付け!」と言われている位の物ではあると思います。でも大元はうまい棒みたいな。

    アマゾン見るとかなり火だるまですが、そんなに目くじら立てて追い込み掛けなくてもいいと思うんですが。

著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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