「さみしさ」の研究 (小学館新書 ひ 1-5)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098253388

感想・レビュー・書評

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  • 「事務所独立」から「古今亭志ん生さん」「大杉漣さん」両雄の死、プロレスファンにはたまらない、TPG、たけしプロレス軍団デビューのビックバンベイダー誕生秘話まで! 「老い」から「死」までたけし節全開です!

  • ビートたけしのネタは、毒舌で危ういものが多いようだが、幼いころからなじんでいるのですぐに頭に入り、さらにあれこれ考えるきっかけを与えてくれる。
    歳を減ると好きなことができそうで、世の中の制約が身に染みてしまうのでそうもいかないと思っていた私にとって、70を過ぎても好きに過ごす、先を決めずに自分を客観視し都度判断してていく姿勢には学ぶものがたくさんある。頭を柔らかくして、思うことをすればいいのだろう、そう思えた本だった。
    それにしても、40代で好き放題やっていたというのは、今の私にどこまでできるだろうか。

  • 男は歳を取ったら嫌われ者でちょうどいい。

  • •歳を取った時に趣味をゼロから始めても覚えは遅い。
    若いうちから時間と金を使って下準備しておかないと老後の趣味は楽しめない

    •間の取り方
    映画は間の芸術

    •垣根のない椅子取りゲーム
    例:ジャニーズのお笑い、司会進出で芸人の枠が減る
    →マーケティング的に考えると空いている枠、退かせそうな枠を認識してプロダクトを作ってマーケティングするやり方以外にも、枠を超えて取りに行くやり方もありそう。(感想)

  • 最近の「たけし本」のなかで一番面白い。素直に読める。言いたいだけだろ、ってゆうギャグもいっぱいあったが、それ以上に年寄りとなった自分が年寄りをどう捉えて、どのように考えるべきか、の「たけし論」が滲みでていて、とても参考になる。知らず知らずに影響を受けちゃうこと間違いなし。

  • 「さみしさ」の研究。ビートたけし先生の著書。ビートたけし先生の大胆不敵で豪快、歯に衣着せぬご意見は読んでいて爽快で納得感があります。もちろんご意見の全てに賛成するわけではないけれど、そういう考え方もあるかもと素直に感じることが多い一冊。ビートたけし先生が死刑反対論者であることは本書で初めて知りましたが、死刑反対論者である理由がとてもユニークなところもビートたけし先生らしいところなのかも。

  • サクッと読める気軽なコラムです。
    いつもながらのたけしさん口調溢れる本ですが、
    現代日本を的確に指摘しています。
    老いや、閉塞感にモヤモヤを感じている人に是非読んで欲しい一冊です。
    たけしにしか、こんな生き方は出来ないと批判するよりも、1つくらい自分も試してみようと乗っかってみると、面白い生き方が出来るのではないでしょうか。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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