雪屋のロッスさん (新潮文庫)

  • 新潮社
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レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069302

感想・レビュー・書評

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  • ホロッとくる話、心温まるお話、せつないお話、ほのぼのする話…
    職業というテーマで統一されているけれど、それぞれいろんな味が楽しめます。
    童話のような、懐かしい感じもする、不思議な世界。

  • 不思議なおとぎ話の短編集です。

    想像と現実の混ぜ方が本当にうまい。

    淡々とファンタジーを話されるのでついついファンタジーの世界に引き込まれてしまいます。

    いしいしんじ真骨頂です。

  • いろいろな職業の物語。

    現実と非現実の具合がいしいしんじだなぁ。

    30話あった後の関口君が良い。
    「本には、絶対紙がいるのです」

  • 何的老〇〇。雪屋のロッスさん。「??の〇〇さん」で綴る、ちょっとした余韻を残す超短編。「あとがきにかえて 編集者の関口君」の最後の言葉で、とてもほっとした。

  • 調理師、大泥棒、風呂屋、象使い、果物屋、棟梁、王子と神様、雪屋…。いろんな職業の主人公が出てくるふしぎがつまった31の物語集です。

    私は短編集って苦手だけど、ここまでいろんな物語を考えついちゃういしいしんじを尊敬します
    私は
    ・風呂屋の島田夫妻
    ・床屋の国吉さん
    ・雪屋のロッスさん
    ・似顔絵描きのローばあさん
    が好きです。
    2011年02月19日

  • 宮沢賢治みたいな読後感です。

  • <雪屋さん、警察官、道路・・・31種類のお仕事に関する短編集>

    著:いしいしんじ

    物語作家、現代の宮沢賢治(と勝手に思っている)、いしいしんじの短編集。

    独特の絵本的な世界に、性、暴力などの激しさ、アイロニーを加えた大人の寓話を紡ぎだすのが彼の小説。

    今回の話もほっこりさせていただきました。

    表題作以外には、棺おけセールスマン、見張り番、玩具作りのお話がオススメ。

    最近涙腺弱くなってきたな・・・

  • 短い短いお話たち。
    ほのぼのとして、でも痛いものや皮肉なものもあり。
    童話のようなのに、本当にありそうな気がしてくるお話。
    表紙のイラストがすごくかわいくて好き。

  • とても不思議なお話し集。第一話のタクシー運転手がフィンランド人で、フィンランドならさもありなんなストーリーだったのでにんまりとしてしまいました。
    ぼんやり読むと訳が解らなくなる作品ばかりでしたので、集中できるときにしか読めなかったです。難解だったのかなあ?

  • この本には生きていて儘ならないことに遭ってきた人ばかり出てきます。不器用な生き方をしている登場人物たちが愛しく感じる一冊。

著者プロフィール

1966年生まれ。作家。著書に「アムステルダムの犬」(講談社)、「ぶらんこ乗り」(新潮社)、「トリツカレ男」(新潮社)、「悪
声」(文藝春秋)ほか。「麦ふみクーツェ」(新潮社)で坪田譲治文学賞受賞。京都府在住。

「2019年 『靴のおはなし2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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