- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101122090
感想・レビュー・書評
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面白かったが、山登りの専門用語が多く分からない所も多かった
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冬季岩壁を登るだけでも凄いが、足の無い足でチャレンジする事が凄い。しかも、トップクラスのクライマーである意思の強さには感服
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思ってたより面白い。詳しくは下巻で。
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最後にマッターホルン登頂に成功するが上下2巻は長すぎる感あり。1巻に纏めればよかったかも。しかし力作には間違いなし。
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岳彦の熱意とかは好き。でもちょっと控えめに言ってもおばかすぎない?笑
そこに山があるから登る。少年を山によびこんだ青年の正体が気になる…。文章は端的で読みやすいが、その淡泊さに若干マンネリしてきた感もあるので早く読んでしまおう。 -
前半、死亡事故ばかりで読むのがつらい。。しばらくよいかな、新田次郎。「雪山でビバークに比べたら、布団があるだけ幸せだ」と育児の辛さを紛らわせられたけど。
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主人公の実生活のヘタレぶりに、イライラしてもーた。
人物描写が緻密なんで、読んでて飽きない。 -
一気に読んでしまいました。
主人公竹井岳彦の「山に行きたい、山に生きたい」という思いを止めることができない心理に共感しました。
悪い友人に何度も騙されるのには、読んでいて、辛くなって来ます。
この小説に、この悪者の存在がなければいいのに、と思ってしまう程。
今後、話の展開がどうなるか、楽しみです。
できれば、遭難でなく、ハッピーエンドであって欲しいです。 -
この人の事は実は知らなくて、アイガーとかの山写真を富士フィルムの写真展へ観に行く機会があり、興味を持ち読んでみました。正直用語が多く、すべてを理解したとは言いがたいのですが、光景が自分なりに思い浮かぶようでした。(写真展に行ったというのもあるけど)
主人公は「塩狩峠」にも近しいのですが、なんらかしらの葛藤とコンプレックスを持っています。その中で自分の中にある説明つかない「何か」を追い求めます。
※なのでその目的のためか途中、毎回悪いことする知り合いが出てくるのですが簡単にだまされちゃいますwww
ストーリー的には八ヶ岳で遭難し両足先の大半を失った主人公がクライマーとして成長する・・という話なのですが、戦後からの復興のさなかでの描写も日本の変遷がわかって面白いです