孤独な夜のココア (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 276
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175119

感想・レビュー・書評

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  • タイトルにキュンときて、図書館で借読。
    初★田辺聖子さん‼︎
    最近亡くなられたこともあり、
    色んな雑誌で記事を拝見していて
    更にこのタイトルの良さに期待値高めで
    わくわくが止まらなかった。

    高すぎた期待値は越さなかったけれど、
    関西弁に親しみがあり、昭和を感じつつも、
    現代の働き方改革で悪戦苦闘する女性にも、
    共感できる作品。

  • 2020/2/15

    京都

  • 初めて田辺さんの作品を読みました。短編小説もほとんど読まないのですが、読むのが遅い私にはやはり向いている物。

    私の好きな一昔前の時代背景。女性たちの魅力が詰まった作品、かな。

    田辺さんを好きになりました。
    田辺さんもっと読みたい。

  • こんなに瑞々しい文書に触れたことがなかった。

  • 関西弁が気さくであたたかい
    それこそココアみたい

  • 恋愛小説にはあまり興味がなく手を出せずにいたのだけれど、孤独な夜のココア、という題名を見る度に惹かれ、購入。
    色んな恋愛の形が短編で収録されており、くどさを感じずに読み終わることができたのが良かった。
    「雨の降ってた残業の夜」の、恋というものは、生まれる前がいちばんすばらしいのかもしれない
    「石のアイツ」の、世俗の風が舞いこんだとか、その幸福は医師になったのだ
    という文章が印象的

  • 誰かを好きだって思っているところの描写がとにかく共感してしまう。自分の意思で恋をする女性がかわいい。愛おしい。それがうまくいかなくても。好き、という気持ちをこういう風に描く恋愛小説は最近の作家さんでもいるのかな、読みたいな。

  • 短編集。本と同タイトルの話はない。「エープリルフール」が良かった。女は妊娠したことをエイプリルフールに男に告げる。[private]諫早に持ち帰る2007/1/1[/private]

  • OLの恋愛事情短編集。携帯がなく、電卓ではなくそろばん、、といところ以外は平成が終わろうとしている今となんら変わらないなあ。。と思った・・。
    今より結婚は早く、戦前よりは遅く・・って感じで結婚が自由になりだした初期くらいの時代かな??
    少しワンパターンで、最後の3つくらいは飽きてしまったので、☆は3つで。もう少し純愛系も欲しかったけど、いい味出ていました。

  • 性に合わなかった。
    時代的なものもあるのかもしれないけど、口調が気になりすぎて、あまり話がはいってこないし、主人公のキャラクターが好きではない。(どのストーリーも)
    ただ、同い年の友達に勧められて読んだから好きな人は好きみたい。

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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