- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101201931
感想・レビュー・書評
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この今のコロナ禍をモチーフにした小説。 コロナが今年の2月に注目をされた時に先手先手で対策手段を打っていたら日本は今の状況にはならなかったのかもしれない。政治家というリーダーの果たす役割は改めて大きくその責任はとても重い。
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前作の領土問題から、今回のコロナ禍の題材。例えがうまくて、わかりやすいなー。
本当に最初もっと、ドラスティックな対応してたら今頃、もっとマシだったはずだよなー。 -
寓話という形を取りながらコロナ狂想曲を分かり易く面白く読ませる百田さんはさすがですね。ウシガエルを甘く見ていると取り返しのつかない事になる。バイデン氏が米大統領になれば、より現実味が増します。
最終章のプロメテウスは格好良かったですね!ツーステップをやり込むあたりが…笑。 -
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・ナエじゃないけど、ウシガエルとスチームボートを入れ替えて妄想するのもありかなと思って読み始めた。ただあまりにもそのままの物語だったので、その余地無しで、ふーん、そんな風に観てたのか、という感じになっただけ。 -
あとがき読んで納得
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丁度、6月刊行とあってコロナ禍の真っ只中、まさに日本が舞台の寓話だ。著者の屈託ない見解が思う存分展開されている。
登場カエル -
これは誰のことだろう?
というのもあったが、面白い。
あとがきにあるように、寓話化することで、現実世界の変人たちが言ってることの荒唐無稽さが増している。
荒唐無稽な寓話ではなく、事実が荒唐無稽過ぎるから寓話にすることでますます荒唐無稽さが際立つ。とても面白い。 -
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00605166
二匹のアマガエルがたどり着いた夢の楽園は悲劇的な末路を迎えたはずだったが、悪夢の翌朝、二匹はなぜか再び平和な地にいた。今度の世界では、ウシガエルの国で「新しい病気」が流行っていたが、楽園のカエルたちは根拠なき楽観視を続ける。しかし、やがて楽園でも病気が広がり始め……。国難を前に迷走する政治やメディアの愚かさを浮き彫りにし、三通りの結末を提示する、警告と希望の書。(出版社HPより)