カエルの楽園2020 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101201931

感想・レビュー・書評

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  • ツーステップ=二階くらいしか分からなかった。
    石破もいたけど名前解決できなかった。
    物語が5月時点。そこから半年以上。
    バットエンドではないけど、曖昧な何となく解決に向かっている、気がする。
    強いリーダーシップは望むべくもない。悲しいかな。

  • 「寓話」人間社会の営みを動物や虫を擬人化して描く。権力者や社会機構を、別のものに喩えて描く方法。

    「カエルの楽園」の続編。新型コロナウイルスをテーマにした内容。すっと頭の中に入ってくる、すごく読みやすい。

    ツーステップという名前には笑えた。地元の議員の名前を英語化したものだと分かった。こんなにバレバレでいいのかと不安にもなったり。

    ハンドレッドは百田尚樹さんのことらしい。あー1百を英語にしたものか。ナルホド。

  • コロナ禍の日本をよく表していますね。
    読みやすくて、すぐに読めました。

  • これを描いた作者に恐れ慄いた。
    読む手が止まらない。これは人に薦めたい。

  • コロナへの対応を描いた寓話。前作が憲法を描いていたから、スケールが小さくなった。インパクトにも欠けた。ただシリーズ化してもいいんじゃないかな。

  • カエルの楽園のコロナ版
    日本の今後の展開を含めとても面白く興味深かった。
    カエルの楽園を読んでから、読んで欲しい。

  •  カエルの楽園が面白かったからこれも気になって。コロナ禍の社会の動き方を考えさせられる。2020年6月に書かれたとは思えないくらい的を得ていた。

  • コロナ対策で、翻弄した2020春の政府の状況がわかりやすかった。


  • あとがきによると、この作品は2020年5月6〜11日にかけてネットで無料公開したものに修正・加筆したものだそう。
    まさにコロナ禍が日本を本格的に襲っていた頃に書かれたものなので臨場感があり、そして今読んでも全く古さを感じさせない内容だった(まだコロナ禍が収まっていないので当然かも)。

    首相をはじめとする政治家やマスコミを皮肉っている部分がメインだったが、個人的には自粛警察や無自覚に感染をばら撒く人(自粛をせず自分勝手に行動する人たち)など、個々人の本性が浮き彫りになったのがコロナ禍の怖さの一つだと感じているので、そのあたりも書いていてほしかった気もする。
    が、そのあたりは作者の意図とはずれるんだろうなとも思う。

    政府やマスコミの有り様、中国との関係などに警鐘を鳴らしているが、カエルの世界の寓話に落とし込んだことによりとても理解しやすくなっている。
    カエルの世界に置き換えることですごく分かりやすくなっていて(もちろん全て鵜呑みにしてはいけないと思うけど)、私のような政治に疎い人間でも、今の日本の現状について色々考えさせられた。

  • ノートに記録済み

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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