カエルの楽園2020 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101201931

感想・レビュー・書評

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  • 結末に選択肢を持たせる手法がおもしろいと思った。前作もだけど直接的すぎる比喩とか当てはめは正直あんまり好みじゃない(意図的なものだとわかってはいるが)

  • 2021.5/18〜22

  • コロナ禍を受けた続編。もともと出版する気はなくてネット上で公開していたものだそうですが、確かに前書と比べると、寓話というより、直接的過ぎたかもです。
    さすがに、安倍晋三元首相が亡くなるケースは想定外ですね…

  • コロナ禍の日本の様子と、カエルの王国のナパージュでの話がすごく通ずるものがあった。

    全てを閉鎖的にすればよいというわけではない。
    何事もメリット、デメリットがあるということを頭に入れて、良い部分だけを見ないように気をつけたいと思った。

  • カエルを媒介変数として、コロナの現状を表現した文学的作品。現実を客観視せずに、国や政府を考えなしに信じることの危険性を問うている。しかし、ただそれをあらゆる手で批判しているとしか感じられなかった。

  • カエルの楽園の続編ですが、続編出さなくても良かったのではないかなと思うような内容でした。カエルの楽園にも新型コロナのような疫病が流行り、それにまつわるいろいろが展開されていくのだけど、カエルを通して、いかにこの新しい感染症に関して、報道や医師の意見が転々としていったか、記録としては面白いかもしれませんが、カエルの楽園に置き換えた内容は1作目の方が面白かったかなと思います

  • 前作に引き続きとても良い作品です。
    この中で言えば、ツーステップが嫌いだ。
    顔も嫌い。
    現在2023年3月。
    マスクの着用も無くなり、中国からの観光客も来れるようになる。
    円安ということもあり、日本中の至る所に海外からの観光客だらけ。
    コロナ禍で倒産した企業は数知れず。
    海外でも大型バンクの倒産もある。
    これから百田尚樹さんのバッドエンドに繋がらないことを心から願う。
    もう一度言うが、ツーステップが嫌いだ。

  • 寓話 コロナがテーマ
    前作と言い、思い当たることばかりで拍手喝采

  • ツーステップwwwネーミングセンスあるな〜笑
    ハンドレッドのフレーズを読み返してみたい。

    コロナ流行初期の風刺が効いていて、読んでいて心が締め付けられた。

    中身がない発言とか、人気を得るための発言とか、政治家と上手くやっていける気がしない。

  • コロナのことをこのような視点で見たことが無かったから、新鮮だった。大多数の世論に流されて自分の考えをもたなければ、そして立ち止まって行動を起こさずにいれば、バッドエンディングになりかねないと思った。

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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