幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2013
感想 : 190
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101457123

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな経験を経て家族というものは造られていくのだなとは思う。同じような毎日でもより良い家庭を作ろうと意識して生活することの大切さを思う。

  • 暗~・・・5部作の第1部だから、ほぼメインキャラの紹介のみだけど、みんな暗いなぁ。
    テーマがテーマだけに仕方ないけど、天童さんってもう少しバランスよくキャラを書いてた気がする。ま、読むけど。

    氷崎游子の男性批判論が妙に鼻につく。

  • 怖かった。自分のいるのんきな環境が嘘のように思える。

  • 家族の在り方とはどうあるべきかなんて、誰にも強要出来るものでもないし、また言葉で簡単に言い表せるものでもないのだと感じました。私は家族の誰も失いたくないと強く思いました。

  • 「家族狩り」加筆・訂正

  • 第2部まで読みましたが、限りなく暗いです。
    虐待、DV、殺人。色々なテーマが絡み合っています。
    極端すぎると思いますが、ただ実際に起こっていることでもあるので、現在を明るい方とは別の視点から見つめてみたい人にはいいかもしれません。

  • 天童荒太は、「永遠の仔」以外は読んでいなくて、2作目なのですが。「永遠の仔」と設定が似すぎていて、目新しさが無いです。頑張って第2部も読んでみるけど、最後までたどり着けるかは微妙。

  • 2011.03.24 第一部『幻世の祈り』開始
    2011.03.28 読了
    2011.03.29 第二部『遭難者の夢』開始
    2011.04.02 読了
    2011.04.03 第三部『贈られた手』開始
    2011.04.06 読了
    2011.04.07 第四部『巡礼者たち』開始
    2011.04.11 読了
    2011.04.12 第五部『まだ遠い光』開始
    2011.04.15 読了


    『まだ遠い光』ときて明るい結末を予測することはできなかった訳だけども、まあね、という形でケリをつけている。

    本質的に言いたいことは分かるんだけども、こんな、ある種の消化不良のままなのかい!?という気持ちはある。

    ただ、これが現実なんだよ、と登場人物の大野さんに言われたら何も言い返せない。


    エンタメ的なカタストロフィはなかったし、純文的なずんずんずっしりきすぎてどうしようもないというものもないという意味で星3つ。

  • 警察と児童相談所の足を引きずってるひとと、美術の教師とその生徒が出てくる。


    あと4冊もあるので非常に楽しみ。


    でも自分のことを考えるのはこわくなる

  • 全5巻。単行本と文庫版で描写がかなり違うらしい。

    高校の図書室でお薦めされていたので。
    当時はかなりはまった。
    初めて読んだ長編小説。

    ■2014年7月12日
    ドラマ2話目視聴。刑事の奥さんの訴えがよかった。
    原作と大分雰囲気が違うから1話目はどうしようと思ってたけど、最後まで観てみることにした。

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著者プロフィール

天童 荒太(てんどう・あらた):1960(昭和35)年、愛媛県生まれ。1986年「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞。1996年『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞受賞。2009年『悼む人』で直木賞を受賞。2013年『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『包帯クラブ ルック・アット・ミー!』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』などがある。

「2022年 『君たちが生き延びるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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