- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101457123
感想・レビュー・書評
-
家族狩り五部作の一巻目。永遠の仔読んだ後は衝撃というか人間の暗さにダメージ大きくて敬遠して、包帯クラブ読んでやっぱり読むのにヨイショって気合いいる作者だなと。これも泥水のなかを浮遊してるような感覚。次が気になるラストなので、二巻目すぐよもーっと
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初手から話が暗い。社会派ミステリーだからしょうが無いか。
-
久々に続きもの読み始めた。
ところどころいたたまれない気持ちになるけど、次の巻も読みたくなった。 -
オリジナル版も読みたくなりましたが、ついついその他の本ばかり先になっています。
気持ちの悪い描写は苦手ですが、でも引き込まれて読みました。 -
(感想は全5部まとめて書きます)
-
事件を匂わせるところから物凄く引き込まれていった。まさか、と、やはり、がせめぎ合って、読了後に、ため息が出た。続きが楽しみ。
-
全5巻。天童 荒太が95年に山本周五郎賞を受賞した作品を04年に書き直して出版されたもの。1巻が終わっても、まだまだ始まったばかりという所で、やっと事件が起きたくらい。
さまざまな問題を抱える家族達・・・家族、家庭、親と子・・・正しいカタチ、理想の関係・・・そんなのは決まっている訳でもないし、誰かに決められるモノでも、比べるモノでもない。
家族そのものというよりはそれを比べて、どこそこの方がいいとか、あそこは可哀想とか、家族とはこうあるべきとか、そういう事を憎んでいるんじゃないかな。
児童相談所の氷崎・高校で美術を教える巣藤・刑事馬見原。
三様の登場人物がどのように家族を考えるのか。その答えは果たして出るのか。
この世ははかない幻世・・・