タイム・ラッシュ: 天命探偵真田省吾

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 723
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103066019

感想・レビュー・書評

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  • 八雲が好きなのでまずはお試し程度な感覚で図書館より借りて呼んでみました。面白かったです 八雲もそうなのですが、この作者のはスイスイと読んでしまう・・・ 購入してみようかな?

  • 八雲とは違ったヒーローというか、暗い過去があるのですがなんとも明るく、全くもって無鉄砲な感じ。まぁ、男の子が憧れそうな感じではありますね(勿論、自分も好きかな~)

    いかにもヒロイン!!っていう志乃、彼女に背負ったものは重すぎるけれど、人の優しさが解る所長もいるし、きっと大丈夫かな。きっと、良い感じになっていくだろう真田との関係も楽しみですが、個人的には公香の方を応援したいけれど、きっと、駄目だろうな~(笑)

    でも、何となく読んでいて、八雲シリーズとちょっと設定を変えただけでは?って思ってしまうのは残念な所でもありますね。
    エンターテーメントとしては面白く、なんとなくアニメ?とかなら面白くできそうな感じですが、今のところ八雲シリーズの方が佳境に入ってるだけに面白いかな。

    麻薬に北朝鮮に工作員とか何となく現代にありそうな設定で、警察内部や今回の黒幕・・・とか、ありふれた展開というかお決まりの展開とういうか、そうなんだけれど、かえってそういうのが面白かったりするんですよね~。そういう時はどれだけ読みやすい文章ってことになるのですが、神永さんは読みやすいな~って思うんですよね♪

    さて、八雲シリーズとは別にどんなふうになっていくか楽しみでもあるので、このシリーズも読んでいこうと思います。

  • 八雲の作者が別のシリーズを書いてる!と思い読んでみました。やはりサクッと読めるのは良いところ!登場人物はひと癖もふた癖もありそうなキャラが多く今後の展開に期待できそう。また真田と志乃の行方も気になりつつ、続編読んでみます♪

  • 奇妙な夢を見る少女と天命変えるべき青年の話。

  • 主人公の真田を始めとした登場人物たちの視点がコロコロ入れ替わりながら物語が進んで行くので、読者としてはかなりヤキモキしました。この話とこの話は繋がってるのにっ!何で気付かないのっ!と何回叫びそうになったことか…。でも、視点を入れ替えるならば、もう少しそれぞれの心情を深く描いて欲しかった気がします。

    展開は、それはもう思いっ切りベタなのですが、まぁ、逆にそこが読みやすかったりするので、短時間でサクサクと進みました。真田と志乃の繋がりは、「心霊探偵八雲」シリーズの八雲と晴香のそれに近い感じがします。

  • 神永学先生のまた新しい発想からの推理小説。
    この作品は、主人公に特殊な力があるのではなく、依頼した女性のほうに特殊能力があるという話。
    女性は夢の中で殺人事件の夢を見る。そして、それは必ず起きてしまう。
    それをなんとか止めたい女性は主人公の探偵事務所に依頼する。
    そして、夢に見る殺人事件はある法則があることにきずき、あるおおきな事件にたどりつく。
    悲しい真実が待ち構えていたラストはどきどきが止まらない。

  • あー、スナイパーズアイの続きものだったのか。見つけてよかった
    うむ、おもしろかった。主人公は八雲と同じような人種でした

  • 久しぶりに神永さんの話を読みましたが、やっぱ面白いですね!
    この人の文章って、よく言われるけど、本当に映像をイメージしやすいんですよね。
    段々真相が見えてくるのが読んでて爽快でした^^
    「天命探偵」ってあるからちょっと八雲シリーズみたいな流れになっちゃうのかなーって心配だったんですけど、そんなことなく、ちゃんと味が出てて良かったと思います。
    シリーズもの続けた作家さんが次の作品書くと、似たようなキャラ多かったりしますからね^^;

    欲を言えば、もうちょっと人物の心情とかそのあたりを書いて欲しかったかなー

  • 八雲とは違う、動きのあるヒーロー登場。内容ガラリと変わって、なかなか面白かったです。

  • 神永作品では、一番普通というか読んでる内に先がわかるというか
    決してつまらないわけではないが、飛びぬけて面白くもない。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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