わたしの台南: 「ほんとうの台湾」に出会う旅

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103362715

感想・レビュー・書評

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  • 前半は著者オススメの食や観光の情報、後半は著者と台南の関わり、人との出会いなど。台南旅行を計画しているのでガイド本のつもりで読んだのだけど、思いがけずそれ以上に楽しめる本だった。
    著者はてっきり一青窈だと思って読んでいたら、途中で一青窈のお姉さんであることが判明。改めて著者名を見たら「一青妙」だった。血を見るのが好きで医学部を受験したが落ちたので歯科医になったとか、神様への捧げ物である牛の生首の頭の毛をむしる行事に嬉々として参加する様子など、妙さんも妹さんに負けず劣らずエキセントリックな一面をお持ちのようで、読んでいて楽しかった。
    都会になってしまった台北と違って、古き良き土臭さが残る台南を知ることができる良本だと思う。

  • 台湾旅行=台北が一般的だが、現在の台湾国内では台南ブーム。台湾料理のルーツである台南料理は新鮮な海産物と果物があるから。台湾ガイドブックにはない古都台南の食文化やその地で働く人たちなど魅力的に紹介している。

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著者プロフィール

台湾人の父と日本人の母のもとに生まれ、11歳まで台湾で育った。現在、作家、女優、歯科医師として幅広く活躍している。台湾に関する著作多数。2015年より台南市親善大使を務め、日台文化交流に努めている。

「2022年 『「はやく」と「ゆっくり」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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