- Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103534051
感想・レビュー・書評
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不思議な世界で、ワクワクがハンパなかったなあ。とはいえ読み手の力不足で中だるみ感が多少。読後は不思議な気分がしばらく続いた。
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「僕」は少しずつ核心に近づいていく。
奪われたものを取り返すため、ねじまき鳥に導かれた謎の迷宮への旅に、ついに終結の時。
「ねじまき鳥クロニクル」第三部!
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/NP09527270 -
並行で読んでいる1Q84にも牛河が、出てきて少し混乱しました。
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よくわからなかった
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出て行った妻を取り戻そうとする話。
ありきたりな設定にも関わらず、想像もつかない展開。
ノモンハンでのエピソード、ディテールの細かさには村上春樹の知識の広さを感じる。
村上春樹の作品は一貫して、自分を取り戻すっていうイメージ。
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井戸
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回転ドアーの入るタイミングによって時空が分かれるというような事が書かれていたけれども、最後同じ時空に戻れてホッ。 戦時に置ける恐怖心の埋め込み方、クミコ兄はどのようにクミコをコントロールしたかは解からないが、ノモハン事件、シベリヤ抑留時代の話によって、己の意思や判断ができない状況が生まれていく恐ろしさを感じ、クミコを想像する。
モーツワルトの「魔笛」が昼と夜の国の間でお姫様を争う話と描かれあているが、太陽と月、光と影といった二極にこの小説が収まらないところが、春樹らしい。 鳥のように世界を行き来する僕。肝心かなめの時に現れる助け手、ナツメグ、シナモン私の側にもいて欲しい。