特捜部Q ―知りすぎたマルコ― ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ))
- 早川書房 (2014年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150018856
感想・レビュー・書評
-
ニューヨークの寝たきり探偵はお呼びじゃないくらい面白いね、このシリーズ
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学校に通わせることもせず
街で物乞いやスリをさせる
そんな大人たちとの共同生活の中で暮らしながら
独学で語学や数学を学んだマルコ
学校に通うことは当たり前ではない境遇の人は
日本では少ないことに感謝しなくてはいけないのかもしれない -
シリーズ5作目。以前に比べテンポが悪い感じがしてなかなか読み進まなかった。カールの恋愛やアサドの秘密も結局進展なく、無意味な感じ。次作に期待。
-
新しい特捜部Qらしいメンバーも加わって楽しみ。カールの恋がなかなか進展しないのが、残念
。 -
第1作と比較するのは難しいが今までのシリーズ中で一番楽しく読めた。マルコという非常にクレバーでバイタリティあふれる青年のキャラクターに引き込まれる。カール達特捜部Qに生まれた不思議な連帯感も好ましい。今までの犯罪に比べると陰湿さが若干薄れた感じだが、どれも国内の社会問題に絡めているところは注目できる。
-
(2014/07/10購入)(2014/07/11読了)