特捜部Q ―知りすぎたマルコ― ((ハヤカワ・ポケット・ミステリ))

  • 早川書房
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150018856

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ、第5弾。
    あああ、今回も面白いいいいいい!!
    マルコがかわいそうすぎて、一体どこまでいったら救われるのかとハラハラハラハラしまくった。
    カールも、良いニュースもありながら、やっぱり私生活は大変続きだし。ローセは変わらず、アサドは……少しずつ謎に光が当たってきて、あああ、こっちもハラハラするう。

    どれだけ広範囲に広げたの!?的な展開の今回だけど、しっかり全てを回収しきって終わるところが素晴らしい。
    ちょっとやっつけっぽかったところもあるかもしれないけれど、それでも罪を犯したものと犯さないものへの平等感で納得させられる。
    彼にも彼女にも幸あれかし。そして特捜部Qのメンバーにも、勿論。
    ゴードンは果たして仲間になれるのであろうか……

  • 個性的な警察官達、やっぱり日本とは味が違う感じ。マルコの危機回避能力にはビックリします。スーパーマンみたい。大人になったら彼はどんな人になるんだろう?楽しみです♪♪

  • 面白かった( ´ ▽ ` )ノ
    今回も暗がりから殴られるんじゃないかとビクビクしてたら
    逆にマルコの縦横無尽、ハリウッドばりの華麗なる逃避行で楽しめた。
    ハーディが起きた‼︎
    いろんな人がいろんな濃いキャラで読むほど親しくなってく感じ。

  • 日本が社会保障や社会福祉や教育などを問題にする時、よく北欧をお手本に考えるが、北欧の現代ミステリを読むと、結構闇の深さが見えるんだよね。今作はマルコ少年の魅力に尽きる。釘打ち機事件の進展がなかったのは残念。でもハーディはよかった。カールの恋愛はどうなる?

  • 5作目も面白かった…!今回は今までの犯人たちとは少し雰囲気が違うというか、これまでの4作品とは全体的にちょっと違う印象でした。

    マルコにハラハラしつつ、これからのマルコの生活が良きものになりますように…!

    今回はヤコプスンが警察を去ってしまって、ビャアンの横暴っぷりに私もイライラ。ヤコプスンが何気にいい上司だったんだな…と再確認。
    とはいえ、ビャアンとアサドの関係が見えてきて、アサドの過去が分かる日も近いのか…?

    新キャラゴードンのウザさと言ったら…もし会社にこんな新人が入社して来たら…と思うと、カールに同情するしか(笑)
    これからQの正式メンバーになるのかな?彼がまともな人物に成長するのを願うばかりです…w

    最後、ハーディがついに…!良かった…(;;)これでカールの心のひっかかりも少しは和らぐのかな…。

    そして、毎話思っている、「犯人には生きて逮捕されて罪を償って欲しい」…ということ。今回もまた叶わず。
    著者的には「犯人には死をもって罪を償わす」…という考えがあるのかな?
    毎回面白くて大好きだけど、一度でいいから生きた状態で犯人が逮捕されて欲しいなぁ~と思っています。

    初めて1作目を読んでから、かなりのペースで5作目まで読み切りましたが、これから先は出版を待たなければならない…という焦らされ地獄の日々が。

    早く日本で6作目が読める日が来るのを楽しみにしてます…!!!

  • 満足

  • 読み終わるのにすごく時間がかかった。話に集中できなかった。マルコの逃亡場面もありえない感があり、マフラーを巻くような早春に川を泳いで逃げたり、たまたま彼に注目していた図書館員がいたりなんて。カールといいスタークといいデンマークでは自分と血がつながっていない子供を自分の子供のように育てる男性があたりまえなのか?カールに至っては母親ともわかれているというのに。そんなことのほうが気になった。黒人の女の正体は?

  •  主役マルコでいいじゃない。マルコの大冒険とか。

     マルコにはらはらした。
     関係ないけど、デンマークって意外と法の抜け穴多いのかな? 或いはデンマークの人が読んでも「フィクションだし」のリアリティなんだろうか。どちらなのかなぁと思った。

  • 面白かった。
    ゴードンは正式メンバーになるんだろうか?

  • ☆☆☆☆

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