- Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150307493
感想・レビュー・書評
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スノーモービル
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バーにいるがなかったのでいきなりこれを読みました。
強すぎないところが彼の魅力? -
ススキノ探偵シリーズ6作目。とはいっても、今回の舞台はほとんど架空の道北の街、斗己誕。昔愛した、死んだと思ってた人に、ある人に渡して欲しいと託されて訪れた吹雪に閉ざされた街には…。まず、前作よりいきなり15年も経過していることに驚き。そして、苦い、非常に苦い読後感。最後に投げかけられた言葉を額面どおり受け取るか、その先の簡単には割り切れない思いがあるのを読み取れると思うかどうか。そして、がんばったけど報われなくて、少しだけ空の悪口を言ってしまうUAの「青空」が聞いてみたくなる。作者の意図した、幾分悪意を含んだ田舎の描き方は、よく描けてるなあと思った。/「全てをきちんとカッコヨク片を付けるのは、場合によっちゃカッコワルイんだよ。少しは、スキを残さないとな。薄っぺらな人間になっちまうぜ。てなわけで、正義の味方は、そのダメージを、ネコババ政治家の金で癒すわけだ。その、<すっきりしない>って感覚が、とっても大切なんだよ。知恵の足りない正義の味方ってやつになっちまったら、最悪だろ」(p.29)
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面白かったけど、ススキノ探偵シリーズの中ではいまいちかも。
田舎の人との会話が、なんかダメだったなぁ。 -
2006年10月4日読了
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ススキノの俺シリーズ第五弾。
チンピラに袋叩きにされて入院した病院で、かつての恋人と偶然再会した俺。
彼女からの依頼で雪の田舎町まで一通の手紙を届けることになったのだが……。
シリーズ最高峰との呼び声高き作品。
一度でも恋した奴なら、俺に共感できるはず。
巻末に著者の後書きがあるのも氏にしては珍しい趣向。
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東さんの作品は全て実家で読んでいる私。母がぞっこんなのである。。
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