- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150311063
感想・レビュー・書評
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『星海の紋章』シリーズは、SFの形を借りた、ある意味ありがちな
“A boy meets a girl Story”のつもりで読んでいたが、
続編である『星海の戦旗』シリーズはいつのまにか本格的な
スペースオペラに変質していて驚いた。
しかも本巻は怒涛の展開。
それにしても前巻からのインターバルが長すぎて、
それまでのストーリーを全く憶えていなかったのは、
我ながら情けなかった。
続編が楽しみだが、発表はまた10年後になるのかしら?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
星界の戦旗V読み終わった。話を忘れていたので思い出すのに時間がかかったけど、やっぱり面白い。作者が病気で出せなかったみたいだけど、続きを出すのであれば早めに読みたいね。
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内容紹介
〈アーヴによる人類帝国〉が〈ハニア連邦〉を併合するはずの雪晶作戦が発動したが、逆に〈ハニア連邦〉は帝都への進撃を開始していた。作戦に加わった、ラフィールの弟ドゥヒールが乗り組む戦列艦も予定外の交戦状態にあった。一方、勅命にて帝宮に呼び出されたラフィールには、皇帝ラマージュから、新たな艦と任務が与えられる。苛烈な戦闘は、アーヴに大きなうねりをもたらすことになる。〈戦旗〉シリーズ・第一部完結! -
久しぶりの続巻。
病、とのことで最近病で音沙汰なくなる作家って多い気がするのは・・・多分、気のせい。
一大勢力を誇った種族の本拠地陥落というあまりラノベでは例を見ない展開で、
まあ、ハヤカワならでは、といったところか。
もともと傲慢な種族、という設定があるので、このままゆっくりと衰退の道をたどるのかも、しれない。
群像劇になってから主人公とヒロインの影が薄く(とはいえ、そこかしこで主張はしてるわけだが)、どうせなら銀英伝ばりに元主役といえども歴史上の登場人物の一人に過ぎない、をやってくれれば。。。
主人公とヒロインの関係とか、このシリーズのスタートラインを考えるとムリか。 -
星界シリーズ第一部の完了とのこと。「アーブは滅ぶべき種族だと思う」というニュアンスの作者のインタビューを読んだことがあって、なるほど、と思う終わり方。第二部にも多いに期待。日本発のスペースオペラになり得るか、第二部が収まるところに収まればって思いました。^^;
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まさか戦旗シリーズの完結巻が読めるとは思ってなかった。予め既刊を読み直してから読んだので、違和感無く読めた。相変わらず面白い。また続きのシリーズを書いてくれるようなので期待したい。
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20130415読了。
いや、やっと一段落。作者は病に倒れていたようで、とにかく終わらせた感がしてしまうのしょうがないか。とにかく、シリーズ完結まで頑張ってほしいところ。