- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150401740
感想・レビュー・書評
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主人公の目的は何となくわかるものの、行動の意図がわかりにくい。表現の仕方や誰が考えてる文なのかもわかりにくい。結末の展開に思わず「えー!?」と声が出た。理解し難い小説でした。
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時代は東西ドイツに分かれていた冷戦時代。英国のスパイリーマスが任務に失敗するところから物語は始まる。リーマスの起死回生の策成るか?東独のスパイである仇敵ムントとの対決や如何に!本書で英国諜報部MI6のことを通称「サーカス」ということを初めて知った。
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米ソ冷戦時代のスパイものの代表的作品。
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スパイものということで、ジェームス・ボンドのようなものを想像していた。最初はとまどったが、すぐにストーリーに引き込まれて一気に読んでしまった。
このてのものでリアリティーをおえば、爽やかなラストなどを期待するほうがおかしいんだろうけれど、後味が悪く読後しばらく憂鬱な気分になった。スパイものはやっぱりハリウッド的娯楽作品のほうが私には合うみたいだ。 -
王道スパイ小説から徹底的に主人公の強さを削ぎ落してみました。ほんと主人公何もできない。国の駒。それがかっこ悪いわけではなくて、これが「スパイ」なんだな、と。法廷シーンなんかとても良かった。
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スパイ小説の名作、という位置づけの小説。
途中まではどうなの?と思いながらページをめくっていたが、後半の展開はなるほどです。
最後、そうきますか。。。
情景の浮かぶ小説ではあります。 -
★粗筋★
英国情報部のスパイ、リーマスを巡って二転三転四転する物語。
読み手の裏をかくスリリングな展開とリアリティーが映えるタッチに注目!
ぜーんぜんおもろない。何故、この作品がエドガー賞取ったのか分からん。サスペンス小説ベスト100のスパイ小説部門1位に選ばれてるのも不思議。
ストーリーのみで勝負する作家なんかなー。 -
スパイ小説であるが、アメリカ小説と異なりハッピーエンドでは終わらないので、これだけ小説として有名になったのであろう。ベルリンについて知らないと興味が半減すると思われる。
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スパイものの古典。時代を超える古典と言うよりは、記録的な意味での古典。「冷戦当時、ジェームス・ボンドのようなヒーロー・スパイしかスパイものがない時代には斬新な傑作だった」というタイプの古典作品だろう。