- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150401740
感想・レビュー・書評
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登場人物の知っている情報と読者に与えられている情報の差が、物語に謎を与え、文章を読み進める推進力となっている。後半その差が一致してからの緊張感はたまらなかった。ドキドキした。
明確な個人 vs. 全体(組織)というテーマも、エンディングに至るまで印象的に描かれている。
硬派な文体は好き嫌いが別れるかもしれないが、十分引き込まれるものがあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スパイ物は007しか知らない自分には新鮮で別の意味でかっこよく刺激的な小説だった。
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あまりに長くかかった。
映画のラストシーンだけ覚えているが、確かに。 -
スパイ小説に嵌ったきっかけの一冊。
熱中して一気読みしました。
手に汗握る展開と、大どんでん返しがこの小説の
魅力です。 -
古典的スパイ小説
前回はすっぱかったので、スパイ小説の古典に挑戦。
1963年の作品。スーパーヒーローではなく等身大の主人公が受けた当時のベストセラー。
東ドイツを舞台として、イギリスのスパイを主人公にしたどんでん返しが描かれる。今となれば筋もそう際だったものではないが、金字塔といわれる価値はあると思う。
でもエンディングが暗いね -
もののはずみで読み始めました。
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82010.241
面白かった。ただ、あら筋を見なければ難解な筋が理解しにくかったろう。 -
スマイリーのシリーズと、チャーリーマフィンのシリーズを読み比べております。どちらも、それなりに興味深い、展開ではないかと思っております。
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派手なアクションやスリルではなく、
非情な諜報戦の裏側をシリアスに描いた、本格スパイ小説 -
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4150401748
── ジョン・ル・カレ/宇野 利泰・訳《寒い国から帰ってきたスパイ 197805‥ 早川文庫》
── 《The Spy Who Came in from the Cold 1965‥‥ Paramount 196605‥ Japan》
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3700/