レッド・ドラゴン〔新訳版〕 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 11-6)

  • 早川書房
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150413682

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読んでしまったからか、映画(2本目)をなぞっているように感じてしまった。逆なんだけど。

  • 羊たちの沈黙から入って、こちらを読みました。
    レクター博士濃度が思ったより低くて残念でしたが、ダラハイドも魅力的な悪役で楽しめました。
    羊たちの沈黙で「ウィルはひどい目にあった」ということはわかっていたので、最後までハラハラしてましたが、最後の展開には「きゃー!」と読みながら叫んでしまいました。
    次はハンニバル!

  • 犯人にほろりとしかけ…。物語の展開や犯人はこちらの方が面白かったです。

    でもこれグレアムかわいそすぎませんか。一瞬の邂逅でレクターに気に入られ、傷つけられ、その後はぽい、で酒浸りですよ(?)。
    だってその後はクラリスが気に入られちゃってうんでしょ(?)。

    あとラウンズのガールフレンドの情のあるとこが好感度高。

    とりあえずまだ見てない映画やドラマや次巻を読んでいきます。

  • 先に『羊たちの沈黙』を読んだ。
    ダラハイドがもっと早くリーバに出会えていればよかったと思った。
    ウィルには幸せになってほしいけれど、難しそうな結末…。

  • 犯人は既にわかっているのに最後までドキドキハラハラ。恋人のリーバが盲目であることが凄く効いてるし。愛されずに育ち愛を求めつつも歪んでいく猟奇殺人鬼と恋愛。やっていることは気持ち悪いし怖いのに同情やら親近感やらどんどん感情移入していってしまう。映像では観たくないんだけれど本だとスイスイ読める。登場人物の人物増がしっかりしているのがほんとすごい。トマス・ハリス大好き!

  • 原書名:RED DRAGON

  • FBI捜査官たちは翻弄され、グレアムの身にも危険が迫る。悪の牙はゆっくりと肉に喰らいつき始める…サイコ・サスペンスというジャンルの狂気の殿堂に燦然と輝く、名作中の名作。(e-hon)より

  •  後半に行くにつれ、犯人の悲劇性が浮かび上がる。そして異常さも。
     なんというか、いままで、ここまで犯人頑張れって気持ちになるミステリはなかった。新しい読後感。

     そして本作品ではレクター博士は顔出し程度なのね。

     しかし、解説。解説! この作品のネタバレはともかく、シリーズ全体のネタバレを前置きなしに書くのはどうかと思う。うん。新約版読んでるからもう読んでるよねって言う前提はちょっと……。少しテンションが下がった。

  • 下巻は、上巻ほど狂ってなかったかなー。
    ダラハイドは二重人格になって精神的にくるったけど、サイコパス的な行動はなくってちょっと残念。
    でも、ダラハイドの生い立ちはとっても面白く読ませてもらったー。

    シリアルキラーは過去につらい出来事があって、精神的にダメージをおってる。
    ダラハイドもそんな一人でちょっと同情してしまうけど、やっぱり怖いよなー。
    何を起こすか予期できないしー。

    結局、リーブとモリーの女性たちがダラハイドから逃れることが出来て良かったし、何となく因縁めいたものを感じる。

  • 下巻はハンニバルほぼ登場せず。ウィルのキャラが少し中途半端な気がする。最後はそうきたかーって感じでびっくりです。

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著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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