レッド・ドラゴン〔新訳版〕 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 11-6)
- 早川書房 (2015年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150413682
感想・レビュー・書評
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一気に読んでしまったからか、映画(2本目)をなぞっているように感じてしまった。逆なんだけど。
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羊たちの沈黙から入って、こちらを読みました。
レクター博士濃度が思ったより低くて残念でしたが、ダラハイドも魅力的な悪役で楽しめました。
羊たちの沈黙で「ウィルはひどい目にあった」ということはわかっていたので、最後までハラハラしてましたが、最後の展開には「きゃー!」と読みながら叫んでしまいました。
次はハンニバル! -
犯人は既にわかっているのに最後までドキドキハラハラ。恋人のリーバが盲目であることが凄く効いてるし。愛されずに育ち愛を求めつつも歪んでいく猟奇殺人鬼と恋愛。やっていることは気持ち悪いし怖いのに同情やら親近感やらどんどん感情移入していってしまう。映像では観たくないんだけれど本だとスイスイ読める。登場人物の人物増がしっかりしているのがほんとすごい。トマス・ハリス大好き!
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原書名:RED DRAGON
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FBI捜査官たちは翻弄され、グレアムの身にも危険が迫る。悪の牙はゆっくりと肉に喰らいつき始める…サイコ・サスペンスというジャンルの狂気の殿堂に燦然と輝く、名作中の名作。(e-hon)より
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後半に行くにつれ、犯人の悲劇性が浮かび上がる。そして異常さも。
なんというか、いままで、ここまで犯人頑張れって気持ちになるミステリはなかった。新しい読後感。
そして本作品ではレクター博士は顔出し程度なのね。
しかし、解説。解説! この作品のネタバレはともかく、シリーズ全体のネタバレを前置きなしに書くのはどうかと思う。うん。新約版読んでるからもう読んでるよねって言う前提はちょっと……。少しテンションが下がった。 -
下巻はハンニバルほぼ登場せず。ウィルのキャラが少し中途半端な気がする。最後はそうきたかーって感じでびっくりです。