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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152095244
感想・レビュー・書評
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原題:SCARCITY: Why Having Too Little Means So Much
著者:Sendhil Mullainathan Eldar Shafir
翻訳:大田直子
【出版社PR】
金や時間など何かが足りないと思った瞬間、あなたの認知能力は落ちている。欠乏が欠乏を生むメカニズムを精査し、従来の行動経済学の常識さえ塗り替える、天才研究者のコンビによる待望の解説書。
いつも時間に追われていて、思うとおりに物事が片付けられない。それなりの収入はあるのに、目の前の出費のために、借金を重ねてしまう。ダイエットをしようとたびたび取り組むけれど、長続きしない。人の気を引こうと熱をもって話しかけるが、いつも相手はつまらなそうなだけ。薬を処方通りキチンと飲まないから、いつまでも治らない。
……こうした、同じ状態から抜け出せない人は多いですが、じつはこれらはすべて、必ずしもその人の資質によらない、ある共通の要因がもとで起こっていたのです。/さまざまのめざましい実験・研究成果を応用し、期待の行動経済学者コンビが初めて世に贈る1冊。
【目次】
第1部 欠乏のマインドセット
集中とトンネリング
処理能力への負荷
第2部 欠乏が欠乏を生む
荷づくりとスラック
専門知識
借金と近視眼
欠乏の罠
貧困
第3部 欠乏に合わせた設計
貧困者の生活改善
組織における欠乏への対処
日常生活の欠乏詳細をみるコメント0件をすべて表示